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あいうえお あ ・ARMORED CORE 4 ・アーマード・コア フォーアンサー ・Army of Two アーミー オブ ツー ・THE EYE OF JUDGMENT BIOLITH REBELLION 機神の叛乱 ・アガレスト戦記 ・AQUANAUT S HOLIDAY 隠された記録 ・アサシン クリード Assassin s Creed ・Assassin s Creed 2 アサシン クリードII ・アドヴァンスト ヴァリアブル・ジオ ・AFRIKA アフリカ ・アローン・イン・ザ・ダーク ・アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝 ・アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団 ・アントールドレジェンド ダークキングダム ・アンリアル トーナメント 3 い ・頭文字D エクストリーム ステージ ・忌火起草 ・INFAMOUS 悪名高き男 う ・ヴァンパイアレイン アルタードスピーシーズ ・ウイニングポスト7 2007 ・ウイニングポストワールド ・WET ウェット ・ウェルトオブ・イストリア ・Wall-E ウォーリー ・WARHAWK ・UNO ・裏技麻雀 これって天和ってやつかい ・Wolfenstein ウルフェンシュタイン え ・X-BLADES Xブレード ・NBA 2K8 ・NBA 2K9 ・NBA 2K10 ・NHL 2K10 ・NBAライブ10 ・エネミーテリトリー クエイクウォーズ ・MLB 2K9 ・AngelLoveOnline ・エンド ウォー お ・おいでよロコロコ!! BuuBuu Cocoreccho! ・OPERATION FLASHPOINT DRAGON RISING
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XBOX360の攻略サイト Xbox 360 (60GB HDMI端子搭載) 【メーカー生産終了】 50音順 XBOX360の攻略サイトあ行のゲームあ い う え お あ行のゲーム あ アイドルマスター アイドルマスター ライブフォーユー! アガレスト戦記 リアピアランス アクアゾーン 〜LIFE SIMULATOR〜 アサシン クリード アサシン クリード 2 あつまれ!ピニャータ あつまれ!ピニャータ 〜レッツ☆パーティー〜 あつまれ!ピニャータ2:ガーデンの大ぴんち アブソリュート ブレイジングインフィニティ アポカリプス ディザイア ネクスト アーマード・コア4 アーマード・コア フォーアンサー アーミー オブ ツー アローン・イン・ザ・ダーク アンリアルトーナメント3 い インフィニット アンディスカバリー イレブンアイズ クロスオーバー う ウイニングポストワールド2010 WET ウォンテッド:ウェポンズ オブ フェイト ヴァンパイアレイン え 【eM】-eNCHANT arM- エブリパーティ エースコンバット6 解放への戦火 エクストリームレーシング-PURE- NHL 2K9 NHL 2K10 NBA 2K9 NBA 2K10 NBAストリートホームコート NBAライブ06 NBAライブ07 NBAライブ08 NBAライブ09 A列車で行こうHX X-ブレード X-MEN THE OFFICIAL GAME エンド ウォー NBA 2K8 End of Eternity お オトメディウス ゴージャス! オーバーロード 魔王サマ 復活ノ時 Over G オペレーション・ダークネス お姉チャンバラ vorteX 〜忌血を継ぐ者たち〜 オレンジボックス
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データの断片の地図は、購入制にして欲しかったぜ・・・。恒例だったマゾい収集プレイをしたかった・・・。 - 名無しさん 2011-12-07 19 28 50 地図のマーカーをオフにすればよかったんじゃない? - 名無しさん 2011-12-07 20 18 04 オォ、その手があった!気が付かなかったよ、ありがとうアサシン。 - 名無しさん 2011-12-07 21 36 01 老アルタイルの衣装ってシークエンス9終われば手に入るの? - 名無し 2011-12-07 19 51 00 別に条件があるっぽい。今は修正待ち - 名無しさん 2011-12-07 23 26 49 シンクロ100%にしてきた。あとはギルドチャレンジだけだ - 名無しさん 2011-12-07 22 07 26 誰か俺とアサクリやろうぜ~ 俺は日本一だから雑魚はごめんだけどな~(笑 ↓とりま俺のID jiin-aluma 日本最強の自慢のIDだからフレンドになって損はなし。 あ、ガキはお断りな。俺は大人とだけフレンドになりたいから。ちなみにおれは中学生。消防はくんなよ。 - 名無しさん 2011-12-07 22 12 10 釣り乙 - 名無しさん 2011-12-07 23 25 53 その調子でテストも日本一になれば? - 名無しさん 2011-12-07 23 28 31 前作もたいしてやってないじゃないか・・。トロフィ見る限り。 - 名無し 2011-12-08 10 12 42 覗いてあげるなんて優しいな - 名無しさん 2011-12-08 10 40 09 ある意味釣られちゃったよ。CERO-Zなのに中学生の時点でおかしい話だけどな。 - 名無しさん 2011-12-08 10 49 51 中古店ではそういうチェックが甘い所あるんだよな - 名無しさん 2011-12-08 12 44 12 がんばってw - 名無しさん 2011-12-09 02 51 45 大型武器投げられるようになったのってブラザーフッドからだっけ?なんとなく強攻撃どんなのか見ようと思ってボタン長押しして離したらすっ飛んでいって市民にあたった時はびっくりして笑ってしまった - 名無しさん 2011-12-08 12 42 15 BHからだったかな?2ではその場で強攻撃のモーション取るだけだったはず、ちなみに煙幕を敵にむかって投げられるようになったのもBHからのはず - 名無しさん 2011-12-08 12 46 23 ん?BHでは煙幕は地面に投げるだけだったはず - 名無しさん 2011-12-08 23 29 57 いや、敵をロックするとその敵に向って投げる - 名無しさん 2011-12-08 23 36 17 攻撃ボタン長押ししないと投げないけどね。煙幕が投げられるのはメニュー内のマニュアル・取説どちらにも書いてなかったはず。 - 名無しさん 2011-12-10 02 59 17 私は追加されたトロフィー条件見て知った - 名無しさん 2011-12-10 11 55 24 意外と知られてない機能なのかもな。私も気づいたのクリア後だった・・ - 名無しさん 2011-12-09 13 09 43 テンプル騎士団のデータベースを全部見るにはレベル50必要、現在レベル12・・・先は長いな・・・ - 名無しさん 2011-12-08 12 54 09 書物を全て集めるとアサシン本部でソフィアとのイベント発生確認 - 名無しさん 2011-12-08 22 28 59 クリア済みデータで全回収してみたが、何も起きなかった。未クリア状態じゃないとダメなのか - 名無しさん 2011-12-08 23 07 58 くわしい条件は不明ですが、クリア済み、シンクロ100%、ギルドチャレンジ&サブメモリーコンプ、の状態で発生しました。 - 名無しさん 2011-12-08 23 12 51 すべての書籍を収集した時点でイベント発生した(ビューポイントから鷹の眼でみつける本も含む)。あと他の人も書いてるけどカッパドキアの書店は独自の本があるので盲点になりがち。 - 名無しさん 2011-12-10 03 01 45 カッパドキアの書店は集めましたか? - 名無しさん 2011-12-08 23 15 02 カッパドキア!盲点だったわ、行ってくる。ありがとう - 名無しさん 2011-12-08 23 49 58 みんなマルチのプレステどれ位まで言ってるのかなぁ? - 名無しさん 2011-12-09 02 54 06 2週目やってるけど、序盤のマシャフでアルタイルの幻影見れるよね。アルムアリムを担ぐのと、窓から逃げ出すのと、アッバスを撃ちぬく幻影の3つ。後は4つ目のアルタイルの記憶でマリアの幻影。 - 名無しさん 2011-12-09 07 55 55 凄く気になることがるんですが今回リベレーションからデズモンドの顔が全然違うんですが…髭とか関係な四位に不細工になった - 名無しさん 2011-12-09 22 21 52 あれが本当のデズモンドの顔 - 名無しさん 2011-12-10 03 50 02 爆弾が300種類以上あるとは思えないのは俺だけ?あと防衛戦復活の糸口探してるが、無理のようだ… - 名無しさん 2011-12-10 09 49 23 仕様ケース、火薬の種類、各種効果材料の組み合わせで細かく分類してという意味でじゃないかな?結局数える程度の種類しか使ってないけど・・・。 - 名無しさん 2011-12-10 15 13 21 爆弾はあってもなくても大して変わらないシステムだったな…。まとめて敵を倒せるのは便利だったが - 名無しさん 2011-12-10 16 15 07 放物線で攻撃できるからテンプル騎士勢力下の時にある銃座みたいなとこ(中に銃兵がいる)を気付かれずにつぶしやすくてよかったかな。あの銃兵気付くのはやくてうざかった - 名無しさん 2011-12-10 18 28 57 敵おびき寄せたりも今まで出来そうで出来なかったことが出来て遊びの幅が広がったと思うよ - 名無しさん 2011-12-10 20 36 18 「灯火の担い手」と「失われし遺産」は殆ど同時期の話なのにダリムの容姿が違いすぎる…「失われし遺産」の姿で統一していればなあ… - 名無しさん 2011-12-11 01 59 30 エンディングがすごく中途半端に終わったような気がしているのですが、次回作とかあるんですか? - bsbnickaj 2011-12-11 14 08 55 現在の時間設定(2012年)的に考えれば、次回でラストだと思うけど…終わらせられるのかなコレ。 - 名無しさん 2011-12-11 14 36 13 リベレーションで終わりかと思ったんですがね……。いつか女アサシンが主人公の外伝作品も作って欲しいです。エンバースのあの子とか。足で敵の喉を切り裂くようなアクションが格好良かったです。 - bsbnickaj 2011-12-11 15 16 27 たしかBHの後に一時期次回作は第二次世界大戦が舞台で女のアサシンが主人公って情報があったが、アレはデマだったのか中止になったのか、ストーリー的には次回作で終了そうだがな - 名無しさん 2011-12-11 16 55 06 そうなんですか!しかし、次回作があるとするなら、今度はどの先祖の記憶を辿るのでしょうか?エツィオは年齢的に無理な気が…。 - bsbnickaj 2011-12-11 17 08 51 アサクリのプロデューサーは少なくとも35作は作れてしまう、とインタビューで述べていた事がある。 - 名無しさん 2011-12-11 17 26 20 そんなにアイディアがあるんですね〜。捨てるのも勿体ないですし、全てのアイディアを形にしてほしいです。 - bsbnickaj 2011-12-11 17 36 27 このシリーズかなり好きだから、どんどん続編作っても全部買うと思うよ - 名無しさん 2011-12-11 16 21 11 自分も買うと思います!これ程熱中できるゲームは今のところアサシンクリードだけなので。モンテリジョーニの聖域に複数の先祖の像がありましたが、彼らの記憶を辿るのも面白そうですよね。 - bsbnickaj 2011-12-11 17 11 56 弟子マスターを間違えて街のアジト全てに入れてしまってテンプルの襲撃来ませんどうしたらいいの? - 生まれて間もない名無しさん 2011-12-11 18 53 31 質問は質問掲示板にね。答えはどうにもなりません。防衛戦を続けるには、あえてマスターアサシンを置かないアジトを用意しとくしかないので、手遅れです。マスターアサシン、怪我しても死なないし… - 名無しさん 2011-12-11 19 05 04 わかったわあんがと - 名無しさん 2011-12-11 19 11 36 身内にユスフみたいなオッサンがいたらなぁ…。今回でファンになってしまった… - 名無しさん 2011-12-11 19 08 39 私も。もっとユスフと一緒のミッションがあればよかったんだけど - 名無しさん 2011-12-11 19 51 37 細かいこと言います。パッケージのフックブレード左手に装備されてる。本当は右手ではないのでしょうかw? - 名無しさん 2011-12-11 22 04 41 ゲーム中ではシステム上付け替えられないけど、実際には付け替えられるだろ? 細かいのは別に良いけど、重箱の隅を突つく様な指摘は面白く無いぞ。 - 名無しさん 2011-12-11 22 42 57 今回は明確な悪役が出てこなかったのがなぁ…。まあ黒幕を想像するのも楽しかった。怪しい発言する奴が多すぎてユスフまで疑ってしまったのはいい思い出。 - 名無しさん 2011-12-12 00 40 00 フックブレードって刺さるのかなぁ。二人同時暗殺とかやってるけどあの形刺さりそうに見えない - 名無しさん 2011-12-12 00 46 32 全力でやればだな・・・わかるな? - 名無しさん 2011-12-12 00 51 05 画像によっては爪部分が中程まで下りて、従来のようにブレードが出てるものもあるぞ。ユスフが言ったように、ブレードとフックで機能を切り替えられるんじゃないのかね? - 名無しさん 2011-12-12 01 57 18 前ここで話題に出たときに知ったんだがあれ画像見ればわかりやすいがフックの部分が鷹の顔になってて顔が開いてるとフック、閉じてるとブレードになるらしいよ、切り替えはワイヤーとかでやってるんだろうな - 名無しさん 2011-12-12 02 14 42 マルチプレイ専門の掲示板とかは作らないの? - 名無しさん 2011-12-12 02 16 42 エンバースのラストについてなんだが、ベンチに座ってきた男に毒殺されたって解釈でいいのかな? - 名無しさん 2011-12-12 14 49 14 心臓発作だよ - 名無しさん 2011-12-12 17 07 20 エツィオが使ってるピストルって、どう見てもフリントロック式とかじゃなくてボルトアクション式だよね? - 名無しさん 2011-12-12 22 37 10 リンゴの知識でアルタイルの時代に作られたトンデモ技術の塊の仕込みピストルに時代考証とか意味ないだろ、なに言ってんだ。 - 名無しさん 2011-12-13 03 10 47 ドゥーチョがいなくなっちゃった・・・殴り倒したら「弱いものいじめ」の実績が解除されて、以後見かけなくなった。みんな、ドゥーチョを相手にするときは殴り倒しちゃダメだぞ! - 名無しさん 2011-12-12 23 57 20 ああ、してないよ。殴り倒した後所持金奪って井戸に放り込んだりなんてしてないから - 名無しさん 2011-12-13 00 53 16 エンバースラストの男はエッツィオの死とは別に関係ないみたいだけど今後出てきそうだな。雰囲気的にヴィエリを思い出したわ。 - 名無しさん 2011-12-13 00 37 15 エンバースラストの男の顔の手抜きさには笑った - 名無しさん 2011-12-13 00 57 36 正直エッツィオの最後の物語なのに謎が残ったりでちょっと消化不良 - 名無しさん 2011-12-13 01 22 28 マリクが殺されてたのがあっさり会話の中で出てきたのはショックだったわ・・・ - 名無しさん 2011-12-13 03 58 15 聞いた話では小説版にアッパスの裏切りとかマリクの死が描かれていると聞いたが今度日本語訳される小説ってのがそれ? - 名無しさん 2011-12-13 13 36 34 それはまだ。今度出るのはアサクリ2の小説だよ。 - 名無しさん 2011-12-13 14 40 16 マルチ鯖落ちた - 名無しさん 2011-12-13 11 09 31 公式サイトも落ちとる・・・。 - 名無しさん 2011-12-13 15 46 25 DLC有料とか・・・w - 名無しさん 2011-12-13 12 13 53 MPキャラだけのDLCとか要らないよねw キャンペーンの追加シークエンスとかなら買うけど。 - 名無しさん 2011-12-13 12 51 08 キャラだけってのはなあ。せめて新規マップとか…いやそれでも買わんか - 名無しさん 2011-12-13 14 38 31 金の無駄だなww - 生まれて間もない名無しさん 2011-12-14 19 15 42 サブミッション的なの案外いいな 最初市民が襲ってきて何事かと思った - 名無しさん 2011-12-13 12 56 22 アムニスの断片を取ろうとして屋根に登ったら突然屋根の「中」に飲み込まれて、外にでれなくて一度ゲームを終了せざるを得なく・・・えぇい、これも16号のせいか。 - 名無しさん 2011-12-13 14 08 13 服装を変えたり島に戻るでもよかったんじゃ - 名無しさん 2011-12-13 14 58 26 ( ゚Д゚)・・・・。 (゚Д゚) - 名無しさん 2011-12-13 18 05 31 FPSに関してはサバゲーがあるんだから、アサクリに関してもアサシンゲームみたいな実際にやるのが有っても良いよね。・・・無理か。 - 名無しさん 2011-12-13 18 40 48 殺人予告か!? 真面目な話パルクールやフリーランニングじゃないのか?それとも本当に人殺す意味でか - 名無しさん 2011-12-13 22 50 24 サバゲーって言ってるだろw お前さんはサバゲーで人殺すのかよw - 名無しさん 2011-12-14 08 54 25 つまりパルクールorフリーランで鬼ごっこか。 …ハードル高ぇ。 - 名無しさん 2011-12-14 12 50 04 マルチ出来ない 何時から出来るんだy - 名無しさん 2011-12-13 21 33 58 23時頃かも。解らんが… - 名無しさん 2011-12-13 21 48 33 インベントリの武器の種類おかしくね? - 名無しさん 2011-12-14 02 11 06 BHのをそのまま持ってきたんだと。誰か編集しといてノ - 名無しさん 2011-12-14 15 32 12 エンバースのラスト。心臓発作と書いてるヤツいるがソースは? - 名無しさん 2011-12-14 15 30 29 海外のWikiに書いているらしい - 名無しさん 2011-12-16 01 02 06 テンプル騎士団による大導師暗殺とか大粛清とかの経緯は、コミック版のストーリーだな。The Fallってやつ。これも日本語版で出してくれたら良いんだが。 - 名無しさん 2011-12-14 15 47 53 今現在マルチが落ちて入れないんだがみなさんはどうですか? - 名無しさん 2011-12-14 16 36 42 マスターアサシンの鎧ってどうやって手に入れるんだ? - 名無しさん 2011-12-14 17 27 23 なるほど・・・マルチで20レベルになって初めてテンプル騎士団の殺し屋というわけか・・・ - 名無しさん 2011-12-15 07 40 21 (老)アルタイルの衣装にすると声や薬指まで再現されるのに顔はエツィオのままとかどういうことなんだよ…。 - 名無しさん 2011-12-15 08 02 54 走れないアルタイルなど見たくなかった。だが感激してしまった - 名無しさん 2011-12-15 18 23 37 マルチで20レベルになったときにセッションを開始したら20レベルで見れるデータベースのムービーが勝手に流れたんだがこれは仕様か?バグか? - 名無しさん 2011-12-15 21 13 51 最後にデズモンドの腕に変な模様が出たことに誰も突っ込まないの? - 名無しさん 2011-12-15 22 49 48 防衛戦、敵ギリシャの火は理不尽すぎる…。耐久性と攻撃力高すぎてダメージ与える前にアジト落とされるし。みんなどうしてんの?尾行兵セットだと最悪だし… - 名無しさん 2011-12-15 23 10 03 最悪メモリーをやり直すを選ぶとまた最初に戻るから何度かやって一番いいのを選べばいいよ。クロスボウと大砲で一点張りとか - 名無しさん 2011-12-15 23 13 06 H男が心臓病で死んだ云々は海外Wikiにあるらしい - 名無しさん 2011-12-16 01 05 53 晩年はともかくH男は今作もH男だったな。もっといぶし銀キャラになってるかと思ったんだが、良くも悪くも精神年齢変わってないかんじ。 - 名無しさん 2011-12-16 06 31 22 というか、アルタイルのその後が壮絶すぎ・・・。 - 名無しさん 2011-12-16 06 32 38 篝火を消していくところで泣きそうなったわ。2の写本見たときは、そこそこ幸せな余生だと思ってたのに・・・息子とマリク、アウダだけでなく、マリアまで殺されていたとは。 - 名無しさん 2011-12-16 08 09 25 イスを目隠しにしてエツィオがあらわれるところは簡単に想像できたけどもうそれどころじゃなかった - 名無しさん 2011-12-16 10 23 27 分かっていても、やっぱりあの演出はズルイ!感動せずにはいられない・・・。今回は、エツィオよりもアルタイルがメインだった感すらあるw・・・デズモンド?・・・・はて? - 名無しさん 2011-12-16 15 33 18 今作どうですか? 2月ぐらいに帰ると思うんだけど。 - 名無しさん 2011-12-16 23 32 16 今作は別ゲーな所が結構あるし、宝箱とかのやりこみはシリーズに較べるとかなり少なくなってる、だが新しい技や敵が出てるし、アルタイルの物語やデズモンドの過去がわかったり、演出もすごかった、マルチでレベルが上がると見れるデータベースが現代の重要な事がわかるからからどんどんプレイしてしまう、結構面白いよ - 名無しさん 2011-12-17 01 50 59 どうも はやく買いたいとこですね - 名無しさん 2011-12-17 22 06 19 イタリア周辺に弟子を派遣出来ないのはローマの同胞が頑張ってるからなのかな? - 名無しさん 2011-12-16 23 36 49 ジェノヴァぇ・・・ - 名無しさん 2011-12-16 23 55 44 マルチで50まで行った奴いんの? - 名無しさん 2011-12-17 00 27 43 管理人、なんだか掲示板に書き込むたびに混雑していますと表示されるんですが(更新すると書き込みはできている)サーバーの調子悪いんですか?それとも俺だけ? - 名無しさん 2011-12-17 02 11 30 それは管理人に言ってもダメだろw @wikiに連絡しる - 名無しさん 2011-12-17 12 35 50 日本語訳されてるからよくわからなかったが吟遊詩人に化けてるときのエッツィオの歌はイタリア語で好き放題に歌ってたんだな - 名無しさん 2011-12-17 06 06 33 客はイタリア語を解さない人が殆どだから、好きに歌えるってことだね。 - 名無しさん 2011-12-17 12 36 54 アルタイルよりも、エツィオのストーリーを終わらせることに力を入れるべきだったな。小説版のように終わらせていれば、ストーリーもそこまでマイナスな評価を貰わなかっただろうに - 名無しさん 2011-12-17 15 40 56 ストーリーについて同意。ゲーム自体のボリュームも物足りなかったしな。発売前に、製作期間1年で大丈夫かなと思っていたけど案の定だった。もっとじっくり時間をかけて作ってほしいが、来年も新作出るんだよな…。 - 名無しさん 2011-12-17 15 58 17 まぁここ数年12月の風物詩みたいに自分の中でもなってるしちょっと乱発気味ではあるよな - 名無しさん 2011-12-17 16 18 03 1年に一作って乱発には入らないと思うけども、1→2のような変化を持たすには、2と同じ22ヶ月の制作が必要なのかな、と思う。Rのストーリーはエツィオさんのストーリーに加え、あれもこれもと足した結果、散漫気味になっちゃったね - 名無しさん 2011-12-17 18 16 26 たった1年でここまで作れるというのは凄いことだけど、惜しいというか、やっぱ物足らんのだよなー - 名無しさん 2011-12-18 18 33 42 有料DLCでも良いから、弟子を全員マスターアサシンにできるようにして欲しいなぁ - 名無しさん 2011-12-17 17 54 49 アサシンクリードの次回作がストーリがこうゆう風になってほしいことある - 生まれて間もない名無しさん 2011-12-17 21 05 24 海外ストアにダイナミックカスタムテーマがあったよ - 名無しさん 2011-12-17 21 44 58 エンバース見た人いるかな ちゃんと終結するんだろうか - 名無しさん 2011-12-17 22 08 38 ロックできる酔っ払いのマークがマップに現れたんでいつものようにボコりに行ったら、ドゥーチョだった(笑)これは製作者側の遊び心?? てなわけで、ドゥーチョ見た人は報告求む。何がもらえたか忘れてしまった - 名無しさん 2011-12-17 23 19 08 過去ログくらい読めよ、何度も話題に出てるっての、何がもらえるかも含めてな。何が報告求む(キリッ)だよ、アホらしい。ドヤ顔したいだけならよそ行ってくれ、たのむから。 - 名無しさん 2011-12-18 01 13 51 あれドゥーチョだったん - 名無しさん 2011-12-18 02 21 54 構わず殺してたわww - 名無しさん 2011-12-18 02 22 32 テンプル騎士団の幹部クラスに日本人もいるんだな - 名無しさん 2011-12-18 02 47 08 老アルタイルの衣装が出なくて困っているハラカラに朗報です。衣装はシークエンス9じゃなくて8を100%です。 - 名無しさん 2011-12-18 03 21 44 8−3の敵を全て倒したら… - 名無しさん 2011-12-18 20 07 35 みんなUBIのメンバーズクラブ登録したー?アサシンのパーカー欲しいんだが!!https //ubisoft-members.jp/ - 名無しさん 2011-12-18 20 37 12 こんなのあったのか!時間があれば登録しよう。パーカーもいいけど最初は無難にトランプかな? - 名無しさん 2011-12-18 23 45 11 前に序盤のエッツィオがマシャフに来たときに訓練場の横に途中まで上れるところがあったって書き込みしたが、アルタイル編ではアサシンの旗が下げられてたから上れた、結局ストーリー的にも何の意味もなかったが・・・裏切り者倒すときのはエアアサシンでできるし・・・ - 名無しさん 2011-12-19 12 48 36 8時にオンライン - 名無しさん 2011-12-19 19 58 37 マスターアサシンミッションの戦士、パート2にて、敵を何人か倒したら弟子が動かなくなって、その後何度敵を倒しても無限に敵が湧く状態になってしまったぞ。面白かったんで5時間ほど頑張って2000人ほど倒してみたが一向にイベントが進む気配がなく、仕方なくメモリーやり直すことにした。 - 名無しさん 2011-12-19 22 55 39 エンディング後のアニムス島で壊れていた二本のゲートが修復されているがアニムスデータの断片を100個全部集めても何も起こらなかった。以前掲示板で聞いたときはダウンロードストーリーではという意見を聞いたがはたして・・・最悪何もないとか? - 名無しさん 2011-12-20 00 05 34 DLCだと期待しようよw - 名無しさん 2011-12-20 12 16 10 でも、あのデズモンドパート不評だったし、本当に何も無いかもしれないw - 名無しさん 2011-12-20 18 31 32 不評なんだ、俺はそんな嫌いじゃなかったが - 名無しさん 2011-12-21 01 02 39 1からずっとデズモンド編が好きだっただけに、あれは正直微妙だった。 - 名無しさん 2011-12-21 13 33 26 そもそも発売前の情報では結構重要な役割を持っているとか言われて手、BHみたいにデズモンドを操作してプレイするのかと思ったら一人称視点でポータルみたいなゲームやらされてデズモンドの独り言を聞いてるようなもんだからなアレ、今作は別ゲー要素が多いがこれは特に別ゲーだった - 名無しさん 2011-12-21 16 31 25 でもパート5で俺はアサシンだ(キリ ってやって追憶自体は終わってるからなぁ。それ以外の追憶ってなるとアブスターゴから逃げた後のことになるんじゃ - 名無しさん 2011-12-20 19 27 50 非常に手強いイェニチェリだが、まさかの素手で戦闘がとても楽になる。所持品を奪うを使った後、すぐにパンチすると何故かガードしないため、あっという間に戦闘が終わってしまう。 - 名無しさん 2011-12-21 00 24 18 ああ、きっと「オレの1ヶ月分の小遣いがっ」って感じでショック受けてたんだよ~ - 名無しさん 2011-12-21 05 40 14 可哀想になってきたw - 名無しさん 2011-12-21 19 34 14 そんなのするより剣とかの攻撃をよけた後にキルストリークでいいだろ - 名無しさん 2011-12-21 17 55 04 楽しみ方はいろいろあっていいだろ - 名無しさん 2011-12-21 19 33 41 そうだよ、だからめんどくさいからって破片爆弾や毒爆弾投げ込んでみたり、弟子けしかけたりは控えてあげて。 きっといろいろな遊び方があると思うの・・・。 - 名無しさん 2011-12-22 11 04 21 今作が不評な主な原因はデズモンド編の別ゲー、レオナルドやマキャベリ等の登場人物の未登場、馬車の操作やアジト防衛などの別ゲー、ボリューム不足なストーリーと収集要素とかだと思われる、他にあったら上げてくれ、流石にBHから1年足らずの発売だから仕方ないっちゃあ仕方ないがな - 名無しさん 2011-12-21 16 40 06 悪くないんだけどボリュームがね。別ゲー要素は賛否はともかく面白い試みだとは思う。マンネリを防ぎたかったんだろうけど。 - 名無しさん 2011-12-21 21 29 22 16号パスル的要素が無くなったのが残念だったかなー。あれ時々鬼畜で楽しかったのになあ。内容もwktkだったし - 名無しさん 2011-12-22 00 01 28 俺もパズル要素はほしかった・・・それはそうとダ・ヴィンチはすでに死んでいるっぽいので出せない。マキャベリはちょっと来た感じで出てもいいのだろうけど・・・ - 名無しさん 2011-12-22 14 32 33 エンバーズで登場してはいないがマキャベリの事は話に出ていた、日常会話の一部だがね - 名無しさん 2011-12-23 04 43 27 何勝手にレオナルド殺してるんだよwレオナルドが亡くなったのは1519年のことだぞ - 名無しさん 2011-12-23 18 46 05 リベレーションの時、レオナルドはちょうどフランスにいた時期じゃないかなー まだ生きてるよ - 名無しさん 2011-12-24 03 51 42 あと、明確な敵を出さなかったのは大きいな。BHのチェーザレが主役を食ってた反動か。ユスフは好きだけど。 - 名無しさん 2011-12-21 21 32 52 そのユスフの扱いもちょっと不完全燃焼だっったような。人気出そうなキャラだったのにな - 名無しさん 2011-12-22 00 03 01 シリーズやり直して気づいた事が一つ、序盤でエッツィオと二人で塔に立った者はみんな死んでいる事、2では兄が、BHではマリオが、今作ではガラータの塔でユスフが、これは狙ってやっているのだろうか? - 名無しさん 2011-12-22 04 19 52 DLCでユスフとのミッション来ないかな… - 名無しさん 2011-12-23 19 31 11 もっとちゃんと扱ってもよかったよな。後ろからグッサリとかずいぶんとあっけない死にかた。 - 名無しさん 2011-12-24 01 41 20 え、主役ってエツィオのこと言ってるんだよね?全然食われてないんだけど。むしろチェーザレはかませ犬だっただろう。ユスフの出番の少なさは残念だった。レオナルド並みにあってもいい気がしたけどねぇ - 名無しさん 2011-12-23 20 50 37 BHではキャラの魅力的にチェーザレが圧倒してたな。ユスフ、いい奴だったのに。まさか死んでる…と思ったらそのまさかでショックだったわ。 - 名無しさん 2011-12-24 10 53 17
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月読ジゼル&アサシン ◆CKro7V0jEc ♪~ ナレーション:ともさかりえ かつて山奥の村で起こった血なまぐさい連続猟奇殺人事件。 七人目のミイラを名乗る殺人犯が作り上げた幾つもの死体の山は、今も異人館村こと六角村で怨念を放ち続けていると言われている。 十人以上の人間の血を啜った飢え渇いたミイラは、一人の少年の活躍によってその殺人の連鎖を終え、深い眠りについた。 しかし、まだあの殺人マシーンはどこかで生きているという噂が人々の間で囁かれていた。 それは、ただのありきたりな噂なのか、それとも……。 ◇ 今宵、聖杯戦争の舞台となるこの月上──その一角の教会で、同じ世界の二人の人間が互いの姿を見合わせずに会話していた。 片や、飾り気のない髪型で、遊びを感じさせない顔付の男。彼は祭壇に肩を乗せて寄りかかっている。 片や、ゴスロリ衣装を身に纏ったロングヘアの少女。彼女は、そこと向かい合える最前列の席で俯いている。 一方がマスター、一方がそのサーヴァントであった。 同一世界の出身者である事だけではなく、二人はある一本の線で結びついており、それがまたお互いに厭に会話を弾ませていた。 「あの金田一の知り合い、ねぇ……」 アサシンの英霊──飾り気のない髪型の男、六星竜一は、自らのマスターである月読ジゼルの全身を、厭らしい目つきで見流してからそう言う。 何も、彼はジゼルに性欲を感じているわけではなかった。それは、彼の捻じ曲がった人間性が、相手の嫌がる行為を本能的に行った結果なのである。 彼の本能下では、それなりの形の良い女性を見たとしても、性欲よりも、征服欲が優先されるのである。──殺人マシーンとなった時から、そのように書き換えられたのだ。 その強い欲に身を任せ、ジゼルを不快がらせようと、このように迫るような目つきでジゼルを眺め見下ろしている。 そうしなければ、マスターに余計な反抗をされ、サーヴァントの自由が束縛されかねないという危機感もあるだろう。 効果はあるようで、ジゼルは目線を斜め下にそらして、小刻みに震えながら爪を噛んでいる。怯えている女性のしぐさだ。元々、気が弱い性質らしい事も手に取るようにわかった。 「……知り合い、と言っても、先ほど申し上げた通り、私にとってあまり良い思い出のある相手ではないわ」 震える声でそうアサシンに言うジゼル。先ほどから、ずっとこの調子で二人は話している。 滅多に合致しないであろう共通項を持ちながら、両名ともに相容れない形の性質であったのだ。 その「共通項」の実行において、アサシンは快楽を覚え、ジゼルは不快を覚えた。だからこそ、これからまたそれを行う事にジゼルは怯えているのかもしれない。 「そりゃあ、俺にとってもそうさ……。"ローゼンクロイツ"さん」 アサシンとジゼルは、────「殺人犯」という境遇で共通していたのである。 ローゼンクロイツは、ジゼルがかつて犯罪を行った時の名前であった。 二人の犯罪を見破った男が「金田一一」という少年であったという点も、また奇跡的な共通項であった。 二人は、自らの殺人を隠蔽する方法を見出し、複雑な方法でそれを実行し、「完全犯罪」をもくろんだ天才的犯罪者だった。 まったく、傍から見れば「不可能犯罪」としか言いようのない奇怪な死体を作り上げ、それによって何人かの人間に「復讐」を遂げてきたのだ。 そんな経験のある人間は、世界中を探してもほとんどいないであろう。 その奇跡的な共通項を持ちながら、二人は正反対のタイプであった。 アサシン、六星竜一は、「七人目のミイラ」の名を使って殺人を行い続けた犯罪者である。 とある村に憎しみを抱えた母のもとに生まれ、母の復讐を代行する為に暗殺術を教えられた境遇から、彼は平然と他者を殺す殺人マシーンへと成長を遂げた。 そして、私立不動高校の教師を殺害してその男になり替わり、一年近くも温厚な先生として過ごしつつ、不動高校に通う「ターゲット」に近づいた。 そのターゲットを糸口に、無関係な第三者を装って村の有力者全員を殺害した彼は、まさしく「アサシン」であったといえよう。 月読ジゼルは、「ローゼンクロイツ」の異名を持つ殺人鬼であった。 自らの母を殺された復讐の為、四人の人間を殺害した経緯があるものの、己の殺人には限界も感じている。 こうして、マスターとしてサーヴァントに殺人を一任する形で、母の蘇生を願うのが今回の参戦理由である。 「しかし、あの名探偵の坊ヤがあの後もしっかり名探偵をやってくれているとはな。どれだけ事件に巻き込まれれば気が済むのかね、あの坊ヤも……」 「……あの少年はそういう天命を持った星の下に誕生したのよ。何でも、偉大な名探偵の孫だとか……」 金田一一という男はあくまで普通の男子高校生として生きているが、実際はその血筋に特異な点が存在する。 彼の祖父は、日本で知らぬ者はいない偉大な名探偵なのである。 その苗字から、その名前を察する事ができるだろう。ゆえに、何か事件が起きたとなれば、祖父譲りのその頭脳は凄まじい速さで回転する。 世の中の多くの犯罪は、彼がその場に居合わせるだけで大抵解決されてしまうのである。彼自身が殺人事件の現場に偶然居合わせてしまう事もそう珍しい話ではなかった。 金田一少年を自分のフィールドに招き入れてしまった二人は、軽率であり不幸であったといえるだろう。 アサシンは笑った。 「天命、ねぇ……そいつはケッサクだ。それなら、あんたも同じだろ? なぁ」 「……」 ジゼルは黙秘する。 血縁が天命であるならば、ジゼルもまた同じだ。 ──彼女は、金田一と敵対する犯罪コーディネーターの異母兄妹にあたる人間だった。 ジゼル自身は自らの血縁者に犯罪者がいる事実を生理的に嫌悪しているのだが、一方では、自分が「復讐」を行う上で彼の存在が勇気にもなっている。 しかし、やはりここでまた無関係な人間を殺す事に、一切の抵抗がないわけでもない。 マスターの願いの為に、サーヴァントを使役するというシステムは、彼女にとって最も理に適った手法だ。 それがこんな殺人マシーンであるなら、余計に勝率は上がるだろう。マスターを殺す戦法に実に合致している。 「俺の親父も狩猟して美しい剥製にするのが趣味だったからな。生物を殺して死体を飾り付ける星ってのがあるなら、見事に俺もそれにあたるわけだ」 まるで、まるで自分への皮肉のようにそう言うアサシンであった。 彼は決して、父親を嗜虐主義者だと思っているわけではなかった。むしろ、もしかすれば己の母の唯一の味方として評価しているかもしれない。 しかし、もしある事件がなければ、父も、母も、自分も、こんな風にはならなかっただろうという確信も持っていたので、「天命」を信じてはいない。 ジゼルは尚も、何も言わなかった。 「まあいいさ。……俺はあんたに協力してやってもいい」 全く反応を示さないジゼルの気を引くかのように、ふとそう言った。 ジゼルは目論見通り顔を上げた。その瞳が、「何故?」と問うていた。 それは、アサシン自体が、他人の目的の為に利用されるような器ではないと思っていたからだろう。 アサシンの性格を知る限り、彼は「芸術犯罪」を好んでも、他者の為に何かをする事はないと考えていたのだ。 しかし、実際には、アサシンのかつての殺人の理由そのものが利己的ではなく、利他的であったのも事実である。 「……母親の為って動機が泣かせるからな」 「ふざけた嘘を……」 「本当の事さ……」 遠い瞳で、過去を見つめるその瞳は、殺人マシーンにしては淡く煌めいていた。 【クラス】 アサシン 【真名】 七人目のミイラ(六星竜一)@金田一少年の事件簿 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 彼の場合は、普通の人間に紛れ、サーヴァントとしての本能を隠す事ができる。 マスターのフリをしてマスターに接触し、殺害するといった戦法が可能なレベル。 【保有スキル】 不動高校:A 強力な犯罪者の血と、それに付随する悲壮な過去。 彼の場合は、愛している人間や無関係な人間も含め、十名の人間を躊躇なく殺害する事ができる殺人マシーンとしての特性を持つ。 なり替わり:B NPCをペナルティ殺害し、その戸籍を乗っ取って平然と「人間」として暮らす事ができる。 特に「今度新しく付近の高校に赴任する事になった25歳~30歳程度の高校教師」が有効手である。 顔が変わるわけではないので、殆ど街の人間とかかわりのない人物としかなり替われない。 芸術犯罪:B 殺人に芸術性を求め、死体に何らかの細工を施す趣向。 彼の場合は、「かつての事件になぞらえて被害者の体の部位を大きく切断する」という行動をわざわざ行う(最初のトリックに必要だったとはいえ)。 【宝具】 『七人目のミイラ』 ランク:EX 種別:対人 レンジ:1~5 最大補足:1~20 都合良く殺人事件が起きる『金田一因子』を発動させ、殺人者側としてかなり手の込んだ殺人が何故か都合良く上手くいくようになる宝具。 この宝具は常時発動しており、この宝具によって死んだNPCは「ペナルティ」には抵触しない(聖杯を以てしても止めようがない為)。ある意味究極のバグ。 彼の場合、「直接手を下さなくても勝手に復讐相手が心臓発作で病死する」という高い精度を持つほか、「教会で死体が発見された夜に誰も教会を見張らず寝静まる」(その隙に死体を入れ替える)、「五塔夫人殺害の際にその場に居合わせた美雪が都合よく気を失う」、「集中線まで使って現れた警察が雑魚」、「高校側が何故か新任教師の顔を知らない」という感じで、この宝具をかなり上手に運用している。 サーヴァント自身の低いパラメーターを補う強力な宝具であるが、マスターやサーヴァント自身が死ぬパターンが充分にありえるというのが問題点。 『芸術的な死体』 ランク:B 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:1 父・風祭淳也から受け継いだ、「凄まじい速さで人体を解体して死体に細工する」という特異な力。 彼の父である風祭は、燃え盛る教会の中、ナイフだけで死体×6を瞬時に解体して七人に見せかけるというトンデモない離れ業を行っている(狩猟が趣味で動物の身体構造をよく知っているから…らしい)。 それと同様に「七人目のミイラ」も、死体を切り刻みまくっている。 更に、「刻んだ死体を他人の家の鎧の中に入れる」、「隣で美雪が寝てる中で死体を切り刻んで館ごと燃やす」という行動を行いながら、誰にもバレずにそれを行っており、こうした行為に対する敏捷性が備わっていると考えられる。 『禁断の果実(エデンのリンゴ)』 ランク:B 種別:対作品 レンジ:∞ 最大捕捉:- 他の犯罪者が利用したトリックを無自覚に盗む宝具。 このトリックの運用により、書き手は投下作品そのものが闇に葬られかねないスリルを味わう事ができる。 また、いかに有名なトリックであっても、他のマスターやサーヴァントが「あの小説で使われていたトリックだったから」という理由でトリックを暴いたりはしない。 【Wepon】 ナイフ 【人物背景】 「金田一少年の事件簿」の「異人館村殺人事件」に登場する殺人鬼。 多くの殺人者を輩出した実績のある私立不動高校の教師・小田切進の正体。 普段は温厚な先生を演じているが、「本物の小田切進」を殺害してなり替わり、一年近くも平然と教師を続けてきた 母ともども戸籍がなく極貧生活だった彼がどうやって高校教員レベルの知識を得たのかは謎だが、とにかく物凄く頑張ったのだろう。 実は青森県六角村で生まれた風祭淳也と六星詩織の息子であり、父親の顔は知らず、母親と一緒に暮らしてきた。 詩織はかつて、村にある大麻畑を告発しようとした両親を目の前で殺害され、自らの六人の姉妹と一緒に教会で生きたまま燃やされそうになってしまった過去を持っており、村人に強い憎しみを抱いていた。 生き残ったものの、職と住まいを転々とする極貧生活を、生まれた子供と共に送り続ける母は、もはや復讐に狂う殺人鬼となり、愛する人との間に生まれた子供・竜一さえも復讐の道具に利用したのである。 竜一は、そんな母によって、殺人術・格闘技などを教え込まれ(詩織はどこで殺人術を学んだんだ…)、感情のない殺人マシーンとして育てられる。 「お前は母さんの代わりにあの連中に復讐するんだよ…お前はあいつらを殺す為に生まれてきたんだから!!」 そんな彼は、さまざまな殺人術を仕込まれた上で、「最後の仕上げ」として母を殺す事を命じられた。 涙ながらに母親を殺した後は、半ば感情を失い、「何人殺しても何も感じなくなった」と言っている。 小田切進を殺害して不動高校に赴任したのはその後で、六角村の名家の娘・時田若葉をターゲットにする為に赴任した。 若葉を利用する為にひとまず恋愛関係になって近づくも、ラブホテルから出てくる瞬間を激写され(六星の自演)、若葉の父親が怒って政略結婚させるために村に帰すところから物語は始まる。 六星は金田一一、七瀬美雪とともに六角村に行き、そこでザルすぎる村人たちの監視を乗り切って、時田若葉、草薙三子、一色寅男、五塔蘭を殺害。兜霧子も若葉を教唆して殺害。復讐相手の一人である時田十三はこいつの凶行で娘を殺されたショックからか、心臓発作を起こして勝手に死んだ。 さらには、金田一に真相を明かされて手詰まりと思われた段階からも、兜礼二、連城久彦を殺害。美雪を人質にしたり、金田一を猟銃で撃ったりと大暴れした。 最終的に、父である風祭に殺害されるが、風祭は大麻畑を燃やしつつ、寄り添うようにして自害。 その結果、この事件では、金田一、美雪、俵田(警察)、モブを除く、全ゲストキャラが見事全滅した。ここまでやったのは、20年以上の歴史ある金田一少年の事件簿でもこいつだけ。 今シリーズでも彼に次いで異常な犯罪者である遠野英治、的場勇一郎もそれぞれ同じ不動高校の生徒と教師なので、もしかしたら高校内ですれ違った可能性さえある。そう思うと恐ろしい。 人を虫けらのように殺す犯罪者としての側面を持ってはいるが、普通に育っていれば心優しい素直な人間に育っていたようで、若葉にはだんだんと愛情が芽生えていた模様。 母や若葉を殺害する時には涙を流しており、殺人マシーンとなりながらもどこかで他人を愛していたようにも見える。 メチャクチャ撃たれた為に死んだかと思われていたが、「金田一少年の一泊二日小旅行」にて生存していた事が発覚。 六星に一瞬でやられた警官二名が実はメチャクチャ強い警官だった事や、連城が実は既に百人殺している殺し屋だった事が判明し、その耐久性や戦闘力の高さが化け物じみている事が明かされた。 この設定を流用すれば、サーヴァントとして身体能力込みでそこそこ強い事になる。 ちなみに、以上の内容は全て、「金田一少年の事件簿」の事件のネタバレになるので、本編を読んでから読むように。 【願い】 不明であるが、他のマスターやサーヴァントを殺すつもりである。 【マスター】 月読ジゼル@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 母の蘇生。 【能力・技能】 詩人として活躍するすぐれたポエムの才能。 人間の体を杭で撃ちつけ、貫通して床まで叩きつける女性離れした腕力(その後、その杭を軸にして部屋のカーペットを糸で引っ張って回転させているので、超人的な筋力の持ち主と思われる)。 館を一つ吹き飛ばす爆弾や毒薔薇を調達する行動力。 薔薇やギリシャ神話などに詳しい博識ぶりは高遠に評価された。 また、今回の登場人物ほぼ全員が有名な指名手配犯の顔を見ても気づかないのに対し、彼女だけは一目見て高遠だと気づいたので、ニュースも人並みにわかるはず。 【人物背景】 「金田一少年の事件簿」の「薔薇十字館殺人事件」に登場する殺人鬼。 「ローゼンクロイツ」という名前を名乗って薔薇十字館で連続殺人事件を発生させた。 本名美咲ジゼル。月読は親戚の名前であり、詩集を出した時のペンネームである。 表向きは、青い薔薇を見に薔薇十字館にやって来た花詠みの詩人であり、年齢は20歳。巨乳。18歳の時はショートヘアだが、20歳の時点ではロングヘア。お風呂に入る時は髪を結ぶ。 常に黒いゴスロリを着ており、「蝶のように飛んでまいりました」などというアレな自己紹介をする。回想ではメイド服も着ており、その恰好のまま外出している場面まである。ポエムや服装は演技でも何でもなく、素。 回想シーンでも痛いポエムを読んでいたり、何故かギリシャ神話に詳しかったり、おそらくは、元からそういう人なのだと思われる。 かなりの美少女であるにも関わらず、美女に弱い金田一に避けられるレベルであり、「俺の苦手なプッツン系」と言われた。 殺人事件の真っ最中でも空気の読めないポエムを読み続け、「うるさいのよあんたっ!」とキレられた神経の持ち主。 美少女なのに残念すぎて登場人物ほぼ全員に嫌われてしまう可哀想な子。 実は、シリーズ最大の黒幕・高遠遥一の異母兄妹である(物語の開始時点で、「高遠の妹がこの中にいる」と言われていたが、23歳の高遠より年下なのがこの子しかいないので、結構バレバレだった)。 お互いにそれを知らずに生きてきたが、あるきっかけでそれを知る事になる。 2年前、新種の青い薔薇を完成させた母・美咲蓮花(ちなみに母子家庭)と共に、薔薇の博覧会の為にローズグランドホテルに宿泊。 その際に、青薔薇を盗もうと企んだ皇翔、小金井睦、祭沢一心、禅田みるく、冬野八重姫の五名が、ホテルを放火し、鉢合わせた蓮花を衝動的に殴って気絶させた。 その結果として、蓮花はジゼルとドア一枚を隔てて焼死してしまい、ジゼル自身も背中に十字型の火傷を負ってしまう。 母が遺した五つの燃えた薔薇を頼りに、「薔薇の名前がつく宿泊者」を探しだし、彼らに復讐する事を決意。 最初に皇翔を殺害した時点では、彼女には殺人への抵抗感もあったが、殺人の直後に、自分の兄が指名手配犯の高遠遥一である事を知り、「自分は殺人犯と同じ血を持っているのだから殺人ができるはず」と強く自分に念じる事になる。 そして、今回の事件の罪を全て兄に被せる為に高遠を薔薇十字館に呼び、ついでに金田一がついてきてしまった。 復讐相手のうち、冬野八重姫を除く全員を殺害した後、「全員が一つずつ薔薇の名前が入っている名前なのに、ジゼルだけ二つ薔薇の名前が入っている」という金田一の難癖によって犯行が発覚。 この事件自体は久々のグロ死体や本格推理の舞台設定で、近年の作品にしては評価が高いものの、歴代トップクラスの難癖推理でもあり、ジゼルが「何となくそう思っただけ」と言えば言い逃れられるような状況証拠ばかり金田一が指摘している。 逆に、毒薔薇で八重姫を殺害しようとした決定的瞬間を抑えられた時には、「私が薔薇を振り上げたのは放たれた殺人鬼に命を狙われる恐怖を薔薇に込めて詠んでみたくなったからですわ」という斜め上な言い逃れをしている。 物的証拠は全て、「館の中にある指紋や髪の毛を後で警察が調べればいい」という投げやりっぷりであるが、それをカバーするかのようにすかさずジゼルは、館を爆破する起爆スイッチを取りだそうとする。 …が、高遠の活躍でそれは回避され、高遠の催眠術で気絶したジゼルは金田一必殺の説教を受ける事もなく、そのまま逮捕されてしまった。 「あんたの母親は復讐なんて望んでいなかったはずだ!」とか言おうにも、母親本人が思いっきり手がかりを残して復讐を助長してしまっているので言いづらいのだろう。 ドラマ版では、藤井美菜が演じており、金田一の説教はちゃんとある。 もし金田一単独なら解決できず、そこに美雪や警察勢が加わっても判明しなかった可能性が高いので、歴代犯人でも結構強力な部類。 ・女湯の中でも、裸を見られるのを極端に嫌がり、事件の鍵となる背中ではなく体の前を隠す ・解決シーンでも、「男湯を覗いたわけでもない限り、あんたはこの事実を知らないはずだ」と言われて恥ずかしそうにする(この追求も難癖だが) ・重要な証拠はスカートの中、爆弾の起爆スイッチは胸元に隠している(「これで調べられないだろっ!ヘヘン」とか思っていたのかもしれない) ・男性である高遠に対して身体検査をしない といった描写から、メチャクチャうぶである可能性が高い。そのため、高い確率で処女と思われる(自己検証)。 作中描写を見ていくと、両利きの可能性が高い(自己検証)。 ちなみに、この事件ではほぼ言葉の端を抓まれて犯行が発覚してしまったが、その一部はわざわざ言わなくても良かったようなポエムである。黙っていればバレなかったかもしれない。 ついつい余計な事を迂闊に喋ってしまうのは彼女の弱点の一つだろう。 その他の弱点としては「火が怖い」という点が挙げられる。 これは先述の火災によるものであり、火事になるとトラウマが再発して「お母さんっ!お母さんっ!」と叫んでパニックになる。ドラマ版では「オ゙ガ゙ア゙ザ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ン゙」に改変されている。 そんな深いトラウマがあるにも関わらず、館を爆破して証拠を隠滅しようとする点は流石の執念といえよう。 ちなみに、以上の内容は全て、「金田一少年の事件簿」の事件のネタバレになるので、本編を読んでから読むように。 【方針】 アサシンと一緒に勝ち残って母を蘇生させる。 アサシンは、殺人においても芸術性重視。しかし、秘匿しておきたい死体はなるべく隠す。
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《民俗学》空目恭一・アサシン◆ACfa2i33Dc 昔**の国(後の**県)の村に住む若者が、山菜を採る為に山へと入った時にこんな事があった。 若者が山を分け入る内に、見た事もない豪華な屋敷に行き遭った。 この山の事は隅々まで知っている筈の若者が知らない屋敷に、いぶかしみながら周囲を探ってみたが、人の気配がまるでない。 中を覗いてみたところ、居間の囲炉裏は赤々と炭火が起こっていた。 ますます怪しんで中へと入り、屋敷の中を見て回ったが、人の姿はどこにもない。 だと言うのに、屋敷の中はまるで直前まで人が住んでいたかのようで、座敷には食事の準備まで整えられていた。 まるで神隠しのようだと思った若者は恐ろしくなり、一目散に屋敷から逃げ出し、どこをどう走ったかもわからないまま、ようやく見知った道へと着く事ができた。 村へと帰った若者は村人に山奥の屋敷について聞いて回ったが、誰も知っている者はいなかった。 若者はそれからも何度も山奥へと入ったが、あの屋敷も神隠しにあったかのように、ついに見つける事はできなかったということだ。 ――**県の民話 妖怪らしい妖怪と言えば、まず八雲紫の名前が挙げられるだろう。 この妖怪は、根源に関わる能力の危険さもさる事ながら、神出鬼没で性格も人情に欠け、行動原理が人間とまるで異なっている事等、まず相手にしたくない妖怪である。 姿は特に人間と変わりはない。派手な服装を好み、大きな日傘を使う。 主な活動時間は夜で、昼間は寝ている。典型的な妖怪である。 また、冬は冬眠していると言われるが、本人の談だけで実際は何処に棲んでいるのか確認取れていないので、真偽の程は定かではない。 古くは、幻想郷縁起阿一著の妖怪録にも、それらしい妖怪が登場している。その時代にあった姿で現れるという。 ――稗田阿求『幻想郷縁起』より抜粋 * ……アーカム市の南部に建つ、アメリカでも名門に分類されるその学び舎の名を知らぬ者は、アーカムの市街には殆どいないと言っていいだろう。 ミスカトニック大学……。 40万冊以上の蔵書や地元紙のファイルを誇る大学付属図書館で知られるこの大学の、広いグラウンドの隅には、この異国の地には珍しい事に、桜が植えられていた。 そして、その桜が、散っていた。 校舎の合間を縫って吹いた風に乗って、花弁が散り、宙を舞う。 ざわ、 と桜の香を乗せた風が、ミスカトニックのキャンパスを吹き渡っていく。 グラウンドでのスポーツに精を出すジョック達には省みられぬ、キャンパスの片隅の幻想的な光景。 その桜の樹の根元に、黒い男が凭れ掛かっていた。 髪は黒。そして、着ている衣服も、喪服のように真っ黒だった。 校庭を渡り、キャンパスを移動する学生達に、その姿に振り向く者や声をかける者はない。それは、異様な装いをした異国人に対する差別や偏見を理由とするものではなく……、 あえて言うならば、『拒絶』し、異常を自らの日常から『隔絶』しようとする、一種の、人間が持つ無意識の防衛機構によるものだった。 男の体から香る、『異界』の空気が、常人を遠ざけていた。 「想定外だ。そもそも、想定も何もあった展開ではないが」 「ご不満かしら?」 「当然だ」 男の周囲に、人の姿はない。 ……だというのに、男が呟くように発した言葉。それに答える声があった。 声はおそらくは成人した女性のもので、その女性の持つであろう蠱惑的な雰囲気を声だけでも感じ取る事ができる。 しかしそれと同時に、その声だけで『まともな存在ではない』と理解できてしまうのだった。 「聖杯戦争。魅力的な話だとは思えなくて、魔王陛下?」 「思わん。一言で言えば胡散臭い。存在そのものが疑わしい」 くすくすと笑う女性の声の聴こえる方へと顔を向けて、男は鬱陶しげに言葉を放つ。 「“聖杯”。聖書における“主の血を受けた器”の事だ。 “聖杯伝説”は中世西ヨーロッパを中心に、世界中に存在する。騎士物語においては定番のモチーフだ。 だが、“聖杯戦争”……あるいは、それに類似した物語は、俺も聞いた事がない」 「ですから信憑性がない……と、そういうわけかしら?」 「無論、俺がこうしてここにいる以上、何らかの超常的な現象が起きているのには否定の余地がないだろう。ただし、それが文字通りの“聖杯”であるかは疑問符が付く。 聖杯戦争そのものは“聖杯を手に入れる為の苦難”をモチーフにしているのかもしれないが、しかしそれが目的ならば競争であれど殺し合いである必要性はない。 “閉鎖的な空間における殺し合い”である事に意味があるとするならば。その最も安直なモチーフは、“蟲毒”だ」 「私達は、壷に放り込まれた蟲であると?」 「その可能性はあるという事だ。どのみち、聖杯が本物であるとして今ではもう興味もないがな」 「あら、淡白。クールに見えて、こんなところに連れて来られて怒り心頭なのかしら?」 「勘違いをするな。不満を持ってはいるが、怒ってはいない。 更に言えば、俺が不満なのはこのような場所に連れて来られた事ではない。俺といる“神隠し”が、お前である事だ」 男がそう言った時、気配が くすり、 と笑った。……そして次の瞬間、目の前の空間が『割れた』。 まるで、空間の『隙間』を開いて世界の裏側を開いてしまったかのように。 そして、その『隙間』の向こうには、一人の女性の姿が見えていた。派手な衣装に、大きな日傘。ある種の人間離れした、金髪の美貌。年頃は少女にも、あるいは老婆にも見える。 「あら、フラれてしまいましたわ」 その女性は先程までの声と同じように、くすくすと笑いながらそう言った。 妖艶な笑みだった。それがこの世のものではないと知りながら、それでも惹かれてしまう者がいるような、そんな笑みだった。 「当然の話だ。あれは俺の所有物だ、勝手に持っていかれる謂れはない。そもそも、お前に俺の道案内はできないだろう」 「くふ、それは道理ですわね」 そんな笑みを浮かべる女性に、男はにべもなく拒絶に近い言葉を言い放つ。女性はしかし、拒絶を受けても残念そうな素振りはしなかった。 「幻想郷は全てを受け入れる。それはそれは残酷な話ですわ」 「“神隠し”に誘われ、“隠れ里”に辿り着く、か。あまりにもそのままだな」 「あなたは道案内がいるから不要かしら?」 「何にしろ、その道案内を探さなければならん」 そう言うと、男はむくりと起き上がる。痩身に纏った黒いコートが、風に靡く。 「こうなった以上、お前にも手伝ってもらう。いいな? アサシン」 「仰せのままに、魔王陛下」 ……男の名は、空目恭一。『神隠しの被害者』。 女の名は、サーヴァント・アサシン……その真名は、八雲紫。『神隠しの主犯』。 彼らが探すのも、やはり『神隠し』だった。 ……枯草に鉄錆の混じった匂いが鼻に届いた気がして、空目は鼻をすん、と動かした。 【クラス】アサシン 【真名】八雲紫@東方Project 【パラメーター】 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具? 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:A++ 『神隠し』。 自身の気配を消す。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 ただしスキル『神隠しの主犯』との組み合わせで、特定の行動に限り気配遮断のランクを保ったまま行動できる。 【保有スキル】 神隠しの主犯:A++ 幻想郷で神隠しと呼ばれる現象を境界を操作して起こす犯人。 神ではなく、妖怪少女の仕業。 宝具である『境界を操る程度の能力』を使用する時に限って、気配遮断の効果を持続させたまま行動する事ができる。 妖怪:A 人間に畏れられ、人間に退治される存在。 与えられる物理ダメージを低減し、その代わり精神干渉を受けた場合ダメージ化する。 また、ある種の信仰を集める存在である事から、Eランク相当の『神性』スキルの効果を内包する。 更に『畏れられる』存在である事から、敵マスターが正気度喪失の判定を行う際の達成値にマイナス補正をかける。 飛行:C 空を飛ぶ能力。 ふわふわと浮遊するように飛翔する。 【宝具】 『境界を操る程度の能力』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:?人 八雲紫の持つ、『「境界」と名の付くものならほぼ何でも支配下に置く事が出来る』程度の能力。 本来は『全ての事象を根底から覆す能力』、『論理的創造と破壊の能力』であるらしいが、アサシンはマスターにより『神隠し』の面を強く現界させられているため、『空間の境界を操ってスキマを作る』という用途にしか使用できない。 このスキマの中は一種の亜空間のようになっており、多数の目が見える。これは外の世界の「欲望が渦巻いている様子」と言うイメージの表れ。また道路標識などの漂流物が漂っている事もあるが、これも「外の世界の役に立たない物」としてのイメージから来るもの。 これにより離れた空間を繋げる事が可能。 また、何故かこの聖杯戦争においては『90度以下の鋭角』がないと、空間を繋げる事ができない。 ――隙間によって繋がれた『異常な角度を持つ空間』を目撃した者は、その精神にダメージを受ける。 『神隠奇譚(ネクロ・ファンタジア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:? 最大補足:?人 アサシンの持つ『神隠し』という特性が、マスターである『神隠しの被害者』空目恭一により偏向され、希釈され、そして尖鋭化した事により発生した宝具。 特定の条件を満たした犠牲者を、『異界』へと連れ去る。 条件は三つ。 アサシンに対する正気度喪失の判定に一度でも失敗している 宝具発動時の幸運での判定に失敗する アサシンの真名を知っている マスターが異界送りにされた場合、そのサーヴァントも同時に異界へと送られる。 『真名を知っている者に害を与える』という、聖杯戦争の常識の逆を行く宝具。 『異界』はアサシンによって作成される限定的な陣地であり、『赤い空』をした現世と同じ場所に同じ状態で重なり合って存在している。 脱出はアサシンと同じように空間を操る術を持っている者か、あるいは結界破りの術を持った者でもない限り不可能。(あくまでもアサシンの作った陣地のため、アサシンが消滅する事でも解除はされる) 『異界』の内部そのものには(おそらく陣地効果によって強化されたアサシンが冒涜的な角度から襲いかかってくるだろう事を除いて)危険はないが―― 常人が現世から遠く離れた異界に長く留まる事は、当然ながらその正気を大きく損なう結果となるだろう。 【weapon】 『なし』 ただし、前述したスキマの中に漂う物体を武器として扱う事ができる。 【人物背景】 神隠しの主犯。スキマ妖怪。 本来のクラスはキャスター。このため式神や自在に扱える結界のスキルを失っている。 【サーヴァントとしての願い】 女性には秘密があるものですわ。 【マスター】空目恭一@Missing 【マスターとしての願い】 ない。 【weapon】 ない。 強いて言うならば豊富な知識。 【能力・技能】 “異界”の匂いを覚えている嗅覚。 異形: 空目恭一は、最後は詠子が呼び起こした“山ノ神”を異界へ返すため、“神隠し”のあやめと共に自ら生贄となり、『“本物”の怪談スポットに入る者に忠告する男女』という物語と化した。 その為、既に人ではない彼はSANチェックに対して非常に有利な補正を得る。あるいは、微細な異常ならばSANチェックを無視できる。(ただし、全てのSANチェックを無視する事はできない) ――ただし、『異界』の住人となった空目恭一は、常人にとっては忌避される対象となる。 云わば、既に“精神汚染”相当の障害を得ている状態に等しい。 【人物背景】 神隠しの被害者。 【方針】 あやめを探す。 BACK NEXT Caster04 《隠れる》白レン&キャスター 投下順 Assassin02 《怒り》マスク&アサシン Caster04 《隠れる》白レン&キャスター 時系列順 Assassin02 《怒り》マスク&アサシン BACK 登場キャラ NEXT 空目恭一&アサシン(八雲紫) OP 運命の呼び声~Call of Fate~
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暗い路地を男がひたすらに逃げていた。 痣のできたその顔は何かに怯えるようにひきつり、せわしなく視線を周囲に巡らせ、肩で息をしながら駆けていく。 男の視界に白い羽が躍り、ヒ、とひきつった声が男から漏れた。 視界に現れたのは、サラリーマン、学生、土建屋、ホストと様々な境遇・職種の服装をした男達の姿。 その衣服や体のどこかに白いガチョウの羽が必ずワンポイントでついていた。 この羽根をつけた男達こそが、彼が逃げている相手であった。 きっかけは些細な事だ。肩がぶつかり男が因縁をふっかけると、あれよあれよという内にガチョウの羽をつけた男達に取り囲まれてしまっていた。 男は腕っぷしにはそれなりの自負があったとはいえ多勢に無勢。痛めつけられほうほうのていで逃げだし、現在に至る。 男の顔が蒼白になり1、2歩後ろへと引き下がると、背中に固いなにかが当たる感触がして慌てて振り返った。 果たしてそこにいたのは、男の逃げ道を封じる男達と同じように、ガチョウの羽をワンポイントでつけた二人の男。無表情で冷たい4つの瞳が男を見下ろしていた。 逃げなくては、と恐怖に支配された男が行動を起こすよりも早く、左右に回った男達によって両腕を捕まれ身動きがとれなくなる。 もがいても喚いても男達は身じろぎ1つする気配がない。 限界まで達した恐怖と混乱から一際大きな叫び声をあげようとした、その時。 チリン、と鈴の音が鳴った。 音がしたのは男の正面。 そこに1つの影がある。 女だ。だが、奇抜な姿をした女だった。 下半身は腰の部分を帯で巻いて止めただけのズボン、上半身は真冬だというのに胸元に巻いたサラシと素肌に着込んだ1枚の上着、そして両手に嵌めた手甲。 何よりも男の目についたのは、額に巻いたバンダナの側頭部の位置に差された1枚のガチョウの羽根。 この女も彼を追う男達の仲間であることは明白だった。 チリン、チリンと女は腰元につけた鈴を鳴らしながら男の方に向かって歩いてくる。 女が近づき顔が鮮明になっていくにつれ、ふと、その顔に既視感を覚えた。 ごく最近、どこかで見たような顔。 男は必死で記憶を掘り起こし、そして思い出す。 男は強請・たかりで食い扶持をつなぐ所謂ゴロツキだ。 今日はある中華料理店で店員をわざと転ばせて自身の服に料理を溢させ強請を行おうと試みた。 目をつけた女の店員にわざとらしくならないよう慎重に足を引っかけたが、その女性はバランス感覚が良かったのか、彼に料理をぶちまける事なく姿勢を立て直し、謝罪とともに離れていった。 目論見が外れ舌打ちをした時、不意に男が視線を感じて振り向いた先にいたのが眼前の女だった。もっとも服装は今のようなものでなく、ジーンズに、ジャンパー、ニット帽などありふれた格好をしていたのだが。 「チンピラ、ゴロツキ、小悪党。どの時代でも似たような輩はいるもんだな。ええ、オイ」 呆れたような笑みを浮かべ、女が口を開いた。 鈴の音と共に女が近づく。 見た目はただの女でしかない。いつもの男であれば怒鳴り散らし凄んで見せるところであったが、散々に痛めつけられ、集団に追いたてられる恐怖を味わった彼に、もはやその気力は残っていなかった。 「な、なんだよお前。あの店の用心棒かよ」 「近からずとも遠からず、ってところか」 なけなしの勇気を振り絞り、男が尋ねると、笑みを浮かべたまま女が答えた。 男は必死に頭を回転させる。 この状況では真っ先に浮かんだ結末は集 団でのリンチ。とにかく惨めでも謝り倒しこの場を切り抜けなければならない。 女が眼前にまで迫る。 まずは謝罪を口にすべきだ、と男が口を開こうとしたその時、突然に男の腹部に衝撃が走った。 何事かと視線を下に向けると、腹部から一本の棒が伸びている。 いや、正確に言うのであれば先端に刃のついた棒状の武器、一般に手戟と呼ばれる類のものが、男の腹部に突き刺さっていたのであった。 「……え?」 男の理性が、自身の置かれた状況を理解する事を拒み、間の抜けた声をあげさせる。 だが、それは無駄な抵抗であった。 痛みが男に突きつけられた無慈悲な現実を教え込む為に体を駆け抜ける。 シャツが血によって赤く染まり、激痛と衝撃と恐怖から男が叫び声をあげようとするも、背後にいたガチョウの羽根をつけた男が手拭いを猿轡代わりにして男の絶叫を止めた。刺されたショックで逆流を起こした血液が口内から溢れて手拭いを染めていく。 何が起こった。何をされた。何故こんな目に。 パニックを起こした男が涙でぼやけた視界で刺した張本人である女を見る。 女は、既に笑みを浮かべておらず、回りの男達と同じ冷たい目で男を見ていた。 「恩にも報い、仇にも報いだ。恨むならあの店を標的に選んだテメエの運のなさを恨みな」 吐き捨てる様に言い放った女が、手戟を持った手を、ぐいっと半回転させながら深々と柄を押し込む。それが致命打となった。 一際盛大に血を吐き出しながら男の視界が暗くなっていく。薄れ行く意識の中、最後にチリン、と鈴の音が鳴るのを聞いた。 ◇ 「……で、アサシンはどこなんです、副長さん」 泰山と書かれた既に灯りの落ちた看板の中華料理屋からそう遠くない路地裏で白髪の男が赤い髪の女性に問い詰められていた。 腰に手をあて、訝しげな表情で睨む女性に対し、副長と呼ばれた白髪の壮年男性は少々申し訳なさそうな表情を浮かべている。 「あー、その、美鈴の姐さんの方から念話って奴で大将に聞いてみちゃあいかがですかね?」 「呼んでも返事がないから聞いてるんです! 仕事の途中でいなくなるから抜け出す訳にもいかないし、何か聞いているんですよね?」 美鈴(メイリン)と呼ばれた女性が不機嫌そうに半目で睨むと、気まずそうに副長は頭を掻きながら視線を美鈴から外す。 アサシンのマスター、紅美鈴。それが彼女の名前である。 幻想郷と呼ばれる異世界で吸血鬼の住ま館の門番をしていた彼女はどういう訳かこの聖杯戦争の参加者として呼び出されてしまったのだ。 一刻も早く館に帰りたい気持ちを抑えつつ、本格的な戦争が始まる前の働き口として中華料理屋で働いているのだが、その最中に客を装って入っていたアサシンが姿を消し、連絡が取れなくなってしまったのだった。 その代わりと言わんばかりに店にやってきた、アサシンが副長と呼んでいる男に対し仕事が終わった今こうして詰問をしているのが現在の状況である。 「あんまりウチの副長を苛めてやんねーでくれや美鈴。そいつにゃ俺が席を外すからって警戒の任務を命じただけだからよ」 不意に美鈴に声がかけられ、チリン、と鈴の音が鳴った。 声の元にいたのは、ジャケットにジーンズ姿でガチョウの羽が添えられたニット帽を被った女性。 少し前に、一人のゴロツキを殺害した女性がその場に立っていた。 「……アサシン」 「そんな怖い顔で睨むなって。おう、ご苦労だったな副長。もう持ち場に戻っていいぜ」 「へい、それじゃあ自分はここで。美鈴の姐さんも、失礼いたします」 不機嫌さを露にした視線を軽く流し、アサシンと呼ばれた女サーヴァントが命令すると、副長――彼女の宝具の1つ――はホッと胸を撫で下ろしながらアサシンと美鈴にそれぞれ一礼をして夜の闇へと溶け込んでいった。 「どこに行ってたんです?」 「野暮用だ。気にする程の事じゃねーよ」 非難がましいニュアンスのこもった美鈴の問いに軽薄な笑みを浮かながらアサシンが答える。 無論、その言葉だけで不問にする程、美鈴も人がいい訳はない。アサシンに対して疑惑の視線が向けられる。 「あのゴロツキみたいなお客さんに何かした訳じゃないですよね」 「勘がいいね美鈴は」 アサシンがいなくなってから抱えていた懸念を美鈴は口にすると、アサシンは笑みを浮かべて肯定の意を示す。 今日、仕事での配膳中に美鈴はゴロツキめいた風体の男にワザと姿勢を崩されそうになった。 バランス感覚が優れていた事もあり転倒や料理を溢す事はなく事なきを得たのだが、その時にアサシンが一瞬だけ不穏な気を放っていたのを覚えていたのだ。 アサシンの肯定に対し、美鈴は"やっぱりか"と言わんばかりに額に手をあてた。 「ま、これであのチンピラはもうこの店に来る事はないだろうさ、トラブルの種がなくなって何より何より」 「……殺したりなんかしてないですよね?」 「ん? 殺しちゃマズかったのか? あんなの生かしとく理由もねーだろ」 あっけらかんと殺人を行った事を告げるアサシン。 それに対して美鈴は「あああぁぁぁぁぁ……」と脱力の声を漏らしながら両手で顔を覆ってしまう。 「あれか、殺しがバレて疑われる心配ならねえぞ。今ごろ奴さんは野郎共に運ばれて冬木の海に石と一緒に沈んでる頃合いだろうしな、少なくとも死体は見つからんだろ」 「さらっと恐ろしいこと言わないでください!」 HAHAHA、とあっけらかんとした態度を見せるアサシンに対し、美鈴は目眩を覚える。 気にくわない相手であれば躊躇うことなく殺害するアサシンの苛烈にすぎる気性は彼女と同郷の出身である美鈴も知識としては知っていたのだが、まさかこうも簡単に人一人を殺してのけるなどとは、美鈴の予想の範疇外であった。 「他のマスターやサーヴァントが探索しているかもしれないのに軽率な真似は控えてくださいよ。いくら隠密性に優れたアサシンのクラスだからって、何が切欠で捕捉されるかわかったもんじゃないんですよ?」 「あー、確かに俺は暗殺が本業って訳じゃなかったしなあ。わりーわりー、次はそこら辺ももう少し気を付けとくさ」 「ひ・か・え・て・く・だ・さ・い! なんで次もやる前提なんですか!?」 スキルによる微量の精神汚染のせいか話が通じるようで通じない。 断片的に話が通じる事は、完全に話が通じない事よりもある意味では質の悪いことなのだと美鈴は改めて認識し、頭痛を覚える。 「今、呂蒙将軍の気持ちがよくわかりましたよ私は……」 「う、子明の話は出すなよ。あいつにゃ色々と迷惑かけたと思ってんだからさ」 呂蒙という男の名を出され、アサシンがバツの悪そうに視線を逸らす。 傍若無人に見えるアサシンの数少ない泣き所の1つであろう事は見てとれた。 「こちらとしてはこんな事で貴重な令呪を消費したくないですし、せめて本格的に戦争が始まるまでは大人しくしていてください。お願いですから」 「へいへい、しょうがねえなぁ」 令呪の使用も美鈴が検討していると知ってか、アサシンは不承不承頷く。 反省する素振りの見えないアサシンに対しどこまで信用したものかという思いがが美鈴の胸中を駆け巡り、精神的な疲労がずっしりと体にのしかかる。 (鈴の甘寧、性別は違ったのに性格は本に書いてあったのと一緒なんだもんなぁ) 昔に読んだ三國志に記載されていたアサシンの活躍や凶行、振る舞いを思い出し美鈴は項垂れる。 将としては知勇に優れ大胆不敵、一方で殺人を好む性や主君の縁者にすら噛みつく好戦的な気性を併せ持つ彼女は決して扱いやすい人物ではない。 その英雄性が本の通りであったことが美鈴の幸運であったならば、問題のある人格もまた本の通りであったことは美鈴の不幸だったであろう。 ざっくばらんとした性格は嫌いではない。嫌いではないが、この周囲の人間を振り回しに振り回すこの行動力と勝手気ままで血気盛んな性格はどうにかならないものかと、大きくため息を吐く。 せめてここから先はこんな事が起こらないようにと祈りながら、美鈴はアサシンを伴って帰路につく。 チリン、チリン、とアサシンと美鈴、それぞれがつけている鈴が冷たい夜の風に揺られて涼やかな音を立てた。 【クラス】 アサシン 【真名】 甘寧 興覇 【出典】 史実(後漢末期、中国)、 三国志演義 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具D 【クラススキル】 気配遮断 C- サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。が、身に着けている鈴の音は聞こえる。 【保有スキル】 勇猛 B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 仕切り直し C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 単独行動 D マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 精神汚染 D 殺人嗜好を持ち、話が通じるようで通じない。人格面がキ○ガイに片足くらい突っ込んでいるのは呉ではよくある事。 他者との意思疏通ができないほど致命的ではない反面、精神干渉系魔術への耐性も微々たるものとなっている。 【宝具】 『濡須口決死隊(白羽、夜陰に舞う)』 ランク D 種別 対軍宝具 レンジ 1~1000(召喚した決死隊の最大行動範囲) 最大補足 100 アサシンの現界と同時に濡須口の戦いにて彼女と共に夜襲をかけた100人の決死隊を召喚し、独自に行動させることができる。 100人の決死隊は単独行動 D、気配遮断 Dを持ち、装着したガチョウの羽を模した通信機型中華ガジェットにより即時の連携とアサシンや他の決死隊との情報共有が可能。 決死隊は名を残す程の英雄ではなく、全てのステータスもEランク、殺害された場合は消滅し聖杯戦争中の再召喚は出来なくなるが、相手の陣地へ襲撃を行っている場合に限り"濡須口を襲撃した甘寧と決死隊は犠牲者を出さずに帰還した"という逸話から、致命傷を受けて消滅したとしても撤退扱いとなり襲撃終了後に再召喚される。 アサシンが死亡、あるいは消滅した場合は連鎖して決死隊も消滅する。 【Wepon】 手戟×2 【人物背景】 三国時代の武将。 若い頃はならず者を寄せ集めてヤクザ紛いの自警団を結成していた。 当初は劉表、そしてその配下である黄祖に仕えていたが冷遇を受け耐えかねた結果、敵対勢力である孫権軍へと逃亡。『天下二分の計』を提唱するなどして、孫権から気に入られる。 その後は各所で武勇と知略を大いに奮い関羽や張遼といった豪傑を相手取って活躍を見せ、その中でも宝具に昇華された濡須口での襲撃戦での大勝は主君である孫権に「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる。これは釣り合いがとれていることだ」と称賛を浴びるまでに至った。 その後の記述はなく、病死したとも、夷陵の戦いにおいて命を落としたとも言われている。 ……というのが表の話であり、その正体は女性である。 どれだけ活躍をしても劉表軍での評価が芳しくなかったのは儒教文化が根強く、女性の立身出世自体が好まれなかった事に他ならない。 性別に関わらず厚遇してくれた孫権には忠誠を誓っており、晩年の迷走には深く心を痛めている。 性別を理由に自身を貶す相手にはいっさいの容赦がなく、例え上司からキツく殺さないように言い咎められても構わず殺す程度には冷酷。 【特徴】 日焼けした小麦色の肌とハネの目立つ黒髪のショートカット、額には赤いバンダナを巻き、中華ガジェットでもあるガチョウの羽をアクセサリとして身に付けている。 中肉中背の引き締まった体つき。普段は白地のシャツにジャンパー、ジーンズを着用。腰元には鈴をつけている 戦闘の際は下半身は足首まで覆うズボンを腰帯で止め、上半身は手甲と胸元が大きく開いた上着を羽織り、胸部はサラシで押さえている。巨乳。 【サーヴァントとしての願い】 特に考えていないが殿(孫権)に献上すれば喜んでくれるかな? 【マスター】 紅美鈴@東方project 【能力・技能】 気を使う程度の能力 気配りが上手いという意味ではなくオーラ、気と呼ばれるエネルギーを使う能力。 美鈴はこれを主に弾幕として体外に放出して使用したり、太極拳・八極拳などを取り入れた肉弾戦に併せて用いる 【人物背景】 吸血鬼の当主が住む紅魔館という建物の門番にして正体不明の中国妖怪。 性格は穏和で人当たりが良いものの暢気な一面もあり門番として優秀かと問われると疑問が出る場面も見受けられる。 自ら能動的に人を襲うことは滅多になく紅魔館のイメージアップにも貢献しているとか。 【マスターとしての願い】 聖杯に興味なし、紅魔館に帰る手段が勝ち残るしかないなら戦う。
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美術商 絵画や地図を購入することができる。絵画を買うと屋敷に飾られ、モンテリジョーニの価値が上がる。 なお、買うことができる絵画と地図は町ごとに異なる。 絵画 フィレンツェ 名前 値段 絵画の詳細など 聖母子 320f キリストの洗礼 280f 春 2950f パラスとケンタウロス 3050f 受胎告知 429f 洗礼者聖ヨハネ 1608f 音楽家の肖像 20f フランチェスコ・オペレ 1492f モンテリジョーニ/ヴィラ 名前 値段 10%オフ 15%オフ 絵画の詳細など 白貂を抱く貴婦人 81f 77f 73f 聖クリソゴヌス 3126f 2961f 2797f 聖フランチェスコ法悦 552f 523f 494f 理想都市 2708f 2565f 2423f ベティスタとフェデリコ 1177f 1115f 1053f トスカーナ サン・ジミニャーノ 名前 値段 絵画の詳細など 海から上がるヴィーナス 7220f 眠れるヴィーナス 9140f ヴィーナスと鏡 1035f シモネッタ・ヴェスプッチ 125f 貴婦人の肖像 525f ダ・モンテフェルト 325f ロマーニャ フォルリ 名前 値段 絵画の詳細など ヴィーナスの誕生 14800f ユピテルとイオ 6969f ラ・フォルナリーナ 32f レダと白鳥 200f 三美神 500f イヴ 800f ヴェネチア 名前 値段 絵画の詳細など 聖ヒエロニムス 53f 東方三博士の礼拝 1290f 聖セバスティアヌス 163f 書斎の聖ヒエロニムス 4300f 聖なる愛と俗なる愛 6295f 宝の地図 地図を買うとマップに宝箱のマーカーが表示され、宝箱の位置がわかるようになる。 宝箱の正確な位置がわかるため一切宝箱を回収しないという人以外は購入するべき。 値段も安く宝箱1,2個を回収すれば十分元がとれる。 新しい地域に入ったら真っ先に美術商に寄って購入するべき。 表示されるのは宝箱のみで羽や像はマップに表示されない。 ゴンドラの宝箱?も表示されない。 ※羽などの収集系を狙う場合はマーカーが出て邪魔なだけ 名前 値段 サン・ジョヴァンニ(フィレンツェ) 395f サン・マルコ(フィレンツェ) 150f サンタ・マリア・ノヴェッラ(フィレンツェ) 160f アルペン山脈(フィレンツェ、フォルリ) 150f モンテリジョーニ 271f(5%off) サン・ジミニャーノ 245f トスカーナ 175f フォルリ 260f ロマーニャ 235f サン・ポーロ(ヴェネツィア) 550f サン・マルコ(ヴェネツィア) 500f ドルソデューロ(ヴェネツィア) 495f カステッロ(ヴェネツィア) 485f
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:アスモデウス 【レベル】:70 【アライメント】:混沌/悪 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:30 【敏】:60 【魔】:60 【運】:10 【宝】:80 ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:恋愛脳 【貯蔵魔力】210/210 【魔力供給の不足】:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ / \ / ヽ / / 、 / / / | ヽ l l j// / / .| | | l い l |// ; | l | |}| | l /イ| | | | ||| j||| l l | . | l | 从lT辷ト| j| l-―|- L| ノ | | l | ll | / __)xzミヽ ノjノノノ‐jノノノ`ト/j | j l| 八 / . |Y~{i介 云宍笏ミ j j | } \ / . l ゝ`''’ 乂゚ンノ⌒ . . ハ j jノ 八 . 、 ` '''" / . ∥ ///" jl| / 、 、 / . / // {{ | jィ{/ \ ー ''’ / / / / 八ト;;{ \_... -‐ / / // /⌒ ー--‐辷r-f^//// 人 / 个Vシ" /. \ \ {ノ{ _彡 \ /| ト ∥ ̄ _,,,, `''< f{ | |_ }j} ∥ /ア⌒ー-- '''" ヽ }ヘ | l=ミx\〈廴∥_ノ/ 、 ノ ヘ| |⌒Y))ソ)f∥ミf",,x=‐_ { l_ \  ̄ ̄\⌒/Y}ンノヘ三三ニミx、 . 、 |ヽ⌒ヽ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:A (種別:一般 タイミング:常時) サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 自陣への情報収集判定に「-20%」する。 さらに、常に勝率に「+20%」の補正を得る。 ○千里眼:C++(くらいがいいなあ) (種別:一般 タイミング:常時) 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力を向上させる。 遠くからカップルを眺めて2828するために編み出した、アホか。 全陣営の位置関係を常に把握し、情報収集判定に「+20%」する。 ○悪魔の智慧:A (種別:一般 タイミング:常時) 悪魔の見識と智慧であり、契約を交わした召喚者へそれを授ける事ができる。 アサシンは幾何学や天文学などの秘術を教えてくれるという。 このキャラクターとそのマスターが行う戦闘を含めた、あらゆる判定の成功率に「+25%」する。 この効果は重複する。 〇色欲の権能:EX (種別:特殊 タイミング:常時) アサシンが持つ『大罪』そのもの。 本来は見境なく洗脳に近い魅了スキルを振りまく恐ろしいものだが、 当の本人がただの恋愛脳なので、ほぼ無害化している。 戦闘時、自身のレベルと全ステータスを「+(その場にいるカップルの数)×20」する。 ○姦計:A (種別:権能 タイミング:常時) 3/3 他者を陥れる才能。 アサシンの謀略は彼のソロモン王すら一時的とはいえ陥れた。 ランダムイベントでの接触やランダム襲撃など“対象がランダムで決まる行動”を 1シナリオに3回まで振り直せる。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 〇星回りの指輪 ランク:B 種別:対人宝具 タイミング:ターン開始時 消費魔力:なし アサシンが気に入った相手に与える特殊な魔術礼装。 所持者をあらゆる厄災から護る特級の護符であるが、作成者本人が災いを持ってくるとは言ってはいけない。 1ターンに1回、礼装「星回りの指輪」を一つ入手する。 ・「星回りの指輪」…所持者に対する暗殺・精神的干渉を無効化する。 また、消費することで貯蔵魔力を「+80」回復する。 〇七つの結び目・首括りの悪夢 ランク:A 種別:対人宝具 タイミング:戦闘開始直後(最速) 消費魔力:30 少女サラに憑依し、彼女が結婚する度、初夜に夫を絞め殺した逸話が宝具として具現化したもの。 魔槍に「呪」を纏わせることで、命中した瞬間、対象は如何なる存在であれ「窒息死」する。 ……が、流石に物騒なので本人が自重した結果、令呪を一つ削るだけの宝具と化した。 敵陣に存在するキャラクターを一名指名する。 〔(このキャラクターの【魔】)-(対象となったキャラクターの【運】]%の判定を行い、 成功した場合、対象の令呪を一つ消費させる。 ただし、この宝具は初見のキャラクターのみしか対象にできない。 〇狂暴の神、ここに在りて(アエーシェマ) ランク:A++ 種別:対軍宝具 タイミング:セットアップ/クリンナップ 消費魔力:80 自身の本来の姿、悪神アエーシェマの力の断片を解放する宝具。 アエーシェマは飲酒による酩酊や粗暴な行為を司ることから、対象を酔わせて力を削ぎ、 それを自身の力として転写する宝具となった。 敵陣に存在する全てのキャラクターに対して「レベル」%の判定を行う。 判定に失敗したキャラクターは【酩酊】状態になり、全ステータスを「-20」される。 しかし、【酩酊】状態はその性質上、「酒に強い」キャラクターには効果を示さない。 また、クリンナップ時、自陣側に「(敵陣側の参戦人数+【酩酊】状態の人数)×20%」の勝率補正を得る。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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Fear isn t the answer 恐怖は、答えではない 高層ホテルの一角から一人の女がゴッサムシティを見下ろしていた。 豪奢な衣装に身を包み煙管を吸う。その瞳はどこまでも冷たいものだった。 「マスター、今戻った」 不意に彼女しかいない筈の空間に声が響いた。 まるで手品の様に、どこからともなくフードを纏った男が姿を現す。 「首尾はどうかしら、キャスター」 「上々だ。まあ英霊の精製した霊験あらたかな薬だ。今代の質の悪い量産品なんぞに後れを取る訳があるまいよ」 女性の問いにキャスターが不敵な笑みを浮かべる。 キャスターは薬物の精製を得手としていた。 極度の酩酊と幻覚の中、極上の快楽が味わえるという触れ込みの依存性の強い麻薬は一度吸引したが最後、キャスターの操り人形と化す。 実際にこの女はキャスターの麻薬によって、現在の拠点を得ている。 この麻薬によって街そのものを支配下に置くことが彼女の戦略であった。 「ただ、一つだけ気になる事がある。流通のルートが一つ潰された」 「……なんですって?」 ピクリ、と女は形のいい眉を歪ませた。 麻薬の流通まで自分達で行えばそこから他の主従に尻尾をつかまれる危険性があったことから、麻薬はこの街既存の流通ルートを複数使用していた。 その内の一つが潰されたという。 麻薬から自身達の存在が感づかれた可能性が脳裏をよぎる。 「どこのルートも警察に鼻薬は嗅がせていた筈でしょ」 「ああ、警察ではない。ルートを潰したのは赤い覆面を被った怪人らしい」 「赤い覆面? サーヴァントかしら」 「接触していない以上どうとも言えんな、銃などの近代兵器で身を固めていたとの情報もあるしサーヴァントかの真偽はつけられんよ」 キャスターから聞かされた情報に女性はますます眉を潜ませる。 単身であるならば、他の主従である可能性はより高くなったが、問題はその奇異な姿と武装である。 英霊は時代が古ければ古い程神秘が高く、その実力も高い反面、時代が現代に近づけば近づく程弱くなる、というのが聖杯戦争の定説である。 もし英霊であると仮定をすれば、銃を使う英霊は恐らくアサシンかアーチャー。 加えて、銃という近代兵器を扱う時点でその実力も低いものとの推察ができる。 総合するとあまり表だって動くには向かないサーヴァントであるといえる。 ならばマスターか? 魔術使いといった人間もいる以上、近代兵器を使用する事も納得が行く。 だが、そうなると奇異な見た目が引っ掛かる。 なぜ態々そのような目立つ格好をするのか。 顔を見られたくないにしても赤い覆面はとりわけ目立つ。 何か、見られたくない理由でもあったのか。 「何にしろ情報が少ない状況で正体のわからぬ存在に想いを馳せても時間の浪費であろうよ」 キャスターの発言に彼女の思考は打ち切られる。 「それもそうね。少なくとも、私と貴方が共同で作り上げたこの工房を抜けられる相手とも思えないし」 不敵な笑みを彼女は浮かべる。 このフロア一帯を彼女は侵入者を迎え撃つ魔術工房兼神殿として作り変えた。 ブードゥーを嗜むキャスターが使役する悪霊と彼女の使役する使い魔による防衛網や数々の趣向を凝らした罠の数々が張り巡らされている 仮に彼女達にたどり着く主従がいたとしてもこの神殿をくぐりぬけ、この部屋へ到着するまでに撤退する時間は十分に稼げるだろう。 流通ルートを潰した正体不明の存在についても、麻薬を吸わせた手駒達を利用し、人海戦術で押しつぶせば事足りる。 「それよりも、潰されたルートの代わりを探す方が先決ね。一つルートが使えないだけで効率が段違いになるわ」 イレギュラーを恐るるに足りないものと判断した彼女は、早々に覆面の男の存在を記憶の片隅へと追いやった。 もし、この女性が生粋のゴッサムの出であったならば、赤い覆面という特徴のを聞いた時点で一人のヴィジランテの姿を連想したであろう。 だが、本来のゴッサムを知らない彼女にとってその存在は知りえないのも当然であった。 そして、それが彼女にとっての不幸と言えただろう。 ゴッサムの悪党どもならば、それがどういう存在なのかを知っている。 赤い覆面。それはかつて、この街で犯罪を起こす不特定多数の人物のトレードマークであり、現在ではゴッサムの犯罪者達と敵対する者でありながら、バットマンと違い容赦もなく彼らを殺して回る危険人物であった。 窓ガラスが割れる音。 暗闇に染まる部屋。 何が起こったのか。 キャスターと彼女が反応するよりも早くキャスターの胸に刃が生えた。 襲撃者に致命傷を受けたと認識したキャスターの対応は迅速だった。 襲撃者の刃が己が主に向けられるよりも早く手を彼女へと向けて呪文を詠唱した。 「キャス――」 瞬間、彼女の姿が掻き消える。転移の呪文だった。 それを見て襲撃者が舌打ちをした。 「随分と、ゴホッ、無粋な入場だが、察するにアサシンか。残念だが、ゲフッ、マスターはやらせんよ」 「ハッ、サーヴァントのテメェさえやっちまえば、どの道あの女もおしまいだ。負け惜しみか?」 割れた窓ガラスから夜風が吹き込み、若い男性の無慈悲な冷たい声が響く。 暗がりのせいで互いの姿は認識できない。 心臓に当たる部分を貫かれたキャスターに最早助かる術はない。 だが、キャスターは口から血を吐きながらニヤリ、と口元を歪めた。 「私を舐めるな暗殺者風情が」 キャスターの体から魔力が膨れ上がる。 異変を察したアサシンが飛び退る。 哄笑を上げるキャスターから霧状の魔力が立ち上がり形を形成していく。 どさりとキャスターの体が崩れ落ちても哄笑はやまない。 骸骨めいた姿になった魔力の塊が、変わらずに哄笑をあげていた。 ボウっと暗がり光る双眸がぎょろりと部屋を見渡す。 その視界に白髪の長身の男、アサシンの姿を捉えた。 「チッ、モノノケの類か」 「ハ、ハ、ハ。中々いい肉体だ。次の殻にするには申し分ない」 値踏みするようなキャスターの言葉にアサシンが不愉快そうに顔を歪める。 対象的キャスターは愉快そうに顔を歪めた。 この状態になったキャスターは物理的な干渉を受付ない。 そして別の肉体に乗り移り、精神を浸食して肉体の支配権を手に入れるのがキャスターの宝具だった。 「もう勝った気か?」 「三騎士ならともかく、暗殺しか能のないクラスなど誰が恐れるものか」 「……なら、試してみな」 見下した態度に気分を害したアサシンがキャスターを睨みつける。 ブレードに着いた血を払い、肘の部分に装着したアサシンが構えをとった。 瞬間、アサシンの姿が消える。 少なくとも、キャスターに視認する事はできなかった。 「一の太刀、縮地<αブレード>!」 何が起こったのか、キャスターには理解できなかった。 背後から響くアサシンの声と、物理的干渉を受け付けないはずの自身の体が両断された感覚。 「……あ?」 暗転する視界の中、アサシンのブレードがオーラのような光を放っているのをキャスターは目撃した。 魔力放出、それに類するスキルを持っていたのならば、自分を殺害しうる。 そこまで考えが至った時点で、キャスターの意識は途絶えた。 「ハッ、トロすぎんだよ」 着地と同時にアサシンは腕に装着していたブレードを収納、先ほど倒した相手に向かって毒づく。 ホテルを覆っていた禍々しい気配が消えるのを感じ、アサシンはキャスターとそのマスターがまとめて消えた事を認識する。 コキ、と首を鳴らしながらアサシンは自分が侵入したホテルの窓へと足を進めていく。 「あっちも終わったみたいだな」 アサシンは自分の主である赤い覆面の男が目的を遂げた事を察した。 タン、とアサシンが壊れた窓から飛び降りる。 その姿はすぐに、陰鬱なゴッサムの闇に溶け込んだ。 時は少し遡る。 キャスターに転移させられた彼女が、目を開くとそこはどこかの一室だった。 そこはホテルの拠点が襲撃された場合に対比先として作っていた第二の拠点。 「急な襲撃には驚いたけど、もう少ししたらキャスターも帰ってくるでしょう」 ふう、と息を吐き、彼女は額に浮き出た冷や汗をぬぐう。 キャスターの宝具を知る彼女はキャスターの勝利を疑わない。 必ず、襲撃者の肉体を乗っ取り、この拠点に帰還してくれると信じている。 そこで、ふと気付く。 この拠点には備えの一つとして麻薬で洗脳したゴロツキ達を護衛として配備していた。 だが、拠点に人の気配が感じられない。 悪寒が体を駆け巡る。 「ねえ、誰かいないの!?」 扉越しに声を張るが、返事はない。 たまらず、もう一度声を上げようとした瞬間、轟音と共に扉が爆ぜた。 衝撃ともにもんどりうって転がる。腹部を中心に熱と痛みが走った。 「アッ、フッ……」 声を出そうとして血の塊を吐き出す。 撃たれたのだと理解し、顔を破壊された扉の奥へと向ける。 そこには赤い覆面の男が立っていた。 「あ……」 何事か呟こうとしたが、それは一発の銃声により阻まれた。 けたたましいサイレンの音をバックに人通りの少ない路地を赤い覆面の男が歩いている。 その手にはポンプ式のショットガンが握られていた。 しばらく歩いていると不意に上から人影が降ってくる。 「よう、キャスターはやれたか」 「問題はねえよ。ホテルにあったあいつらの仕掛けも解除された。恐らくマスターもキャスターも完全に死んだと思うぜ」 「そうか」 二人の男が並んで歩く。 事の発端は出所不明の麻薬であった。 アサシンのマスターであるレッドフード――本名:ジェイソン・トッド――はマスターとしての記憶を取り戻してからは、本来のゴッサム同様に犯罪者狩りをしていた。 サーヴァントのアサシンも麻薬や犯罪組織の撲滅には乗り気だった事もあり、協力を申し出てくれたのは幸いだろう。 その内に出てきたのが従来の物とはまったく異なる種類の麻薬であった。 アサシンとレッドフードはサーヴァント関与の可能性を感じただちに調査を行った。 キャスター達にとって不運だったのは、アサシンが調査や追跡などの斥候任務も得手としていた事、そしてレッドフードが彼のパートナーであり、探偵 ディティクティヴ とも揶揄されるバットマンのやり方を完全に学んでいた事だった。 かくして流通ルートを潰し、アサシンの尾行で拠点を割り出し、万が一転移などで逃走された場合も念頭に入れて決行された二正面作戦は成功を収めた。 「で、だ。いつまでこんな事を続けるんだ」 アサシンがレッドフードに問いかける。 この街の犯罪組織は星の数ほどいる。 そしてその中には今回の様に構成員やトップ、あるいは関係者にマスターが絡んでいる可能性が出てくるだろう。 そうなると、今の活動を続けていくだけで彼らがそういったマスター達に目をつけられる可能性がある。 暗に目立つ行動は避けるべきだと、アサシンは告げていた。 「……悪党どもをのさばらせるつもりはない」 ポツリと、レッドフードが呟いた。 レッドフードは犯罪者に対して苛烈だった。 その苛烈さは、一人のヴィランに起因する。 アサシンがレッドフードと初めて出会った時に、彼は自分のマスターに聖杯への願いを訪ねた。 「一人、死んで欲しい奴がいる」 憎悪と怒りにのまれた声で、レッドフードは答えた。 曰く、その男は一度レッドフードを殺している。 曰く、レッドフードの元相棒に男の殺害を願ったが彼に人を殺す事はどうしてもできなかった。 曰く、そのせいで、自分の様にその男の趣味の悪い冗句の犠牲になった人間は山ほどいる。 曰く、自分が殺そうとしても、元相棒達がそれを妨害する。 「まあ、そうなるとな。聖杯にでも願って死んでもらうしかないだろ?」 ここに呼ばれてから思いついたんだけどな。と冗談めかしてレッドフードは言っていた。 だが、アサシンはその中に隠された決意と殺意を確かに感じとっていた。 もう、自分と同じ目にあう人間が出ないように、この男は命を張っているのだと確信した。 かつて、アサシンの師匠が命を張ったように。古い記憶の中、大統領であった一人の少女が命を懸けたように。 後に続く者の為に命を懸けて事をなそうとしているのだと、アサシンは感じた。 それだけで力を貸すには十分すぎる程の理由だった。 「ハァ、まったくしょうがねえマスターだな。おもりする身にもなれっての」 「別におもりをしろって頼んだ覚えはねえぞ」 ギャーギャーと言い争いを始めた二人の影は闇の中へと消えていく。 バットマンのいないゴッサムシティ。だが、それは必ずしもヴィラン達の楽園とは限らない。 闇に潜む悪党達を狩る者達も同様に闇の中に潜んでいるのだから。 【クラス】 アサシン 【属性】 混沌・中庸 【真名】 チップ=ザナフ@GUILTY GEARシリーズ 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具D 【クラス別スキル】 気配遮断 A サーヴァントとしての気配を断つ。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 このスキルは自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちるが、後述の宝具の効果によりアサシンの気配遮断は攻撃時でもランクの低下が発生しない。 【保有スキル】 魔力放出(気) B 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 アサシンは人体に宿る気の力を操る事で攻撃の威力や速度を増加させたり、気そのものを放出して相手を拘束する事ができる。 仕切り直し B 戦闘から離脱する能力。 同ランク以上の追撃スキルがなければ細くは困難を極める 隠形や転移など自身の姿を晦ます術など逃走に有用な技能を多数取得している 単独行動 C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 【宝具】 『毅式迷彩』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:自身 瞬時に自身の姿を不可視にし気配遮断状態となる。また、攻撃時に気配遮断のランク低下が発生しない。 正確には宝具ではなく限界まで鍛えた一つの術。 相手の意識の隙を突き、一瞬でその姿を消すだけでなく殺気や気配を完全に気取らせない。 実体が消える訳ではなく、もし宝具発動中に攻撃を受けた場合は効果が解除される。 【weapon】 手裏剣 苦無 腕部に仕込んだブレード 【人物背景】 アメリカ国籍(自称日本国籍)の忍者。 元ストリートの孤児で、麻薬のバイヤーであった時に売り物に手をつけたことがバレ、始末されそうになったところを毅という人物に助けられ更生。彼の元で忍術と気の法術を会得した。 その経歴からヤクザやマフィア、無暗に権力を行使する存在や偽善者を嫌っている。 血の気が多く直情的な性格で基本的な思考は弱肉強食。 だが自身の力とは無関係に「弱い立場」にあるものが多かった世の中を変えたいという願いを持ち、その為に大統領という地位に着く事が夢だった。 勤勉な努力家で、本物の忍者から指導を受けた事もありその実力・忍術は本物。 また師匠の故郷である日本を深く愛しているが、彼の世界では日本が滅んでいた事もあって日本文化の知識も浅く、よくある海外の間違った日本人像そのままのキャラを形成してしまっている。 最新作では彼を慕う人間もかなり増えてきており「オカシラ」と呼ばれている。 【サーヴァントの願い】 マスターの願いを叶える 【マスター】 レッドフード@バットマン 【マスターとしての願い】 ジョーカーに死んでもらう 【weapon】 各種銃火器及びナイフ ショットガンやピストルなど一般的な銃器。レッドフードの拠点に複数保管 【能力・技能】 鍛えた身体能力 【人物背景】 本名をジェイソン・トッド、またの名を二代目ロビン。 ストリートの不良少年で元孤児。バットマンのバットモービルからタイヤを盗もうとして捕まり、その技と度胸を買われて二代目ロビンとなる。 ある時、母親をジョーカーに拉致され、救いに向かった所を諸共に爆殺されるが、その後アメコミ恒例のなんやかんやで生き返りが発動。 墓場から自力で這い出た後に死者を蘇らせるラザラス・ピットという泉に入れられ完全復活。 その代償として人格が大きく歪み悪人を残虐に殺害するレッドフードとなってしまった。 自分を殺したジョーカーをバットマンがまだ生かしている事に激しく怒り、バットマンと敵対、彼の不殺主義では犠牲者が増えるばかりだと否定している。なお、先輩や後輩のロビンとはそこまで仲は険悪ではない。 現在はアウトローズというヒーローチームで活動中。 【方針】 犯罪組織を潰して回りながら他のマスターの情報を集める。 仮に犯罪行為に手を染めているようならば容赦はしない。 保有魔力に関してはラザラス・ピットに浸かった影響か一般人と比較すると多め。 また、アサシン自体が低燃費かつ接近戦も対応できるので継戦能力に関してはあまり不安点はない。 アサシンは直接戦闘や斥候に優れる分、殲滅力や決定力が圧倒的に不足しており、格上との直接戦闘などでは逃げの一手を打つのが精いっぱいである。 耐久は低いが死ななきゃ安い、気配遮断のランクが低下がなくワンチャンあれば(マスターを殺害して)勝てるので慎重な立ち回りを心がける必要がある。